その他 令和6年度 決算報告(1)

皆さんに納めていただいた税金がどのように使われたのか、令和6年度の決算の概要をお知らせします。

《令和6年度一般会計決算の概要》
一般会計は、市の行政運営に使われる一般的な経費です。令和6年度一般会計は、歳入(収入)が282億2535万円、歳出(支出)が269億4354万円となりました。この決算額は、令和5年度と比較すると、歳入で9億1303万円、3.3%の増となり、歳出で12億7426万円、5.0%の増となりました。


※諸収入、市債、寄附金など

【主な要因】
▽国県支出金
国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの減により、減額となった一方、県支出金は国民健康保険保険基盤安定負担金(保険税軽減分)などの増により、増額となりました。その結果、国庫支出金は、3億1798万円の減額(△6.1%)、県支出金は、1億6366万円の増額(+9.6%)となりました。
▽市債
新町小学校校舎屋上防水等改修事業債や鶴ヶ島中学校施設改修事業債(運動施設分)により、4億4531万円の増額(+101.3%)となりました。

《用語解説》
市税…市民税、固定資産税などの税収
国県支出金…特定の事業のために国・県から支出されるお金
地方交付税…市の財政状況に応じて国から交付されるお金
繰入金他会計や基金から繰り入れるお金
地方消費税交付金…県の地方消費税収入の中から市に交付されるお金
繰越金…前年度から繰り越したお金


※消防費、商工費、議会費など

【主な要因】
▽民生費
119億4150万円で、全体の44.3%を占めています。低所得者支援及び定額減税補足給付金給付事業などの増により、増額となりました。
▽総務費
42億8186万円で、全体の15.9%を占めています。財政調整基金積立金の減により、減額となりました。
▽教育費
教育費は、29億4394万円で、全体の10.9%を占めています。鶴ヶ島中学校施設改修事業などの増により、増額となりました。

《用語解説》
民生費…こども、高齢者、障害者などの福祉全般に使うお金
総務費…住民窓口、課税徴収、ICT化など市の総括的な事務に使うお金
教育費…学校運営、生涯学習、スポーツなど、教育全般に使うお金
土木費…道路、公園整備などに使うお金
衛生費…保健衛生、公害対策など安全で衛生的な生活のために使うお金
公債費…市債を返済するために使うお金

問合先:財政課財政担当