くらし 地域防犯ニュース ひがしいるま

◆犯罪情勢
東入間警察署管内における、令和6年の刑法犯認知件数は1,750件で、前年と比較して31件減少しました。

◆特殊詐欺対策
令和6年の東入間警察署管内における特殊詐欺被害件数、被害額は前年に比べ、増加傾向で、ふじみ野市の被害件数についても37件(前年比+5件)と増加しています。
「自分はだまされるはずがない」「うちの親は大丈夫だ」などといった先入観は捨てて、普段から家族や身近な人と気軽に相談できる環境づくりを心がけましょう。
犯人の話術は巧妙であり、電話に出ると誰でもだまされる可能性があります。

▽対策
犯人からの電話に出ないために、また万が一、犯人からの電話に出てしまった場合に備えて、被害に遭わないための対策をとりましょう。
(1)在宅中でも留守番電話にセットし、電話が鳴っても出ないようにする
(2)防犯機能付き電話を利用する
(3)普段から家族間で連絡を取り合う
また、国際電話番号による特殊詐欺が急増中です。「+1」や「+44」で始まる電話番号には「出ない」「かけ直さない」ようにしましょう。海外との通話が不要な人は、「国際電話不取扱センター(【電話】0120・210・364)」で、発信や着信を無償で休止できます。申し込みの手続きをしてください。
なお、東入間警察署管内で認知している特殊詐欺被害の特徴としては、市役所をかたり、累積保険料の還付金名目でATMに誘引し振り込ませる還付金詐欺、警察官をかたり、逮捕回避の名目でネットバンキングを使ってお金を送金させる詐欺が多く発生しています。

◆特殊詐欺被害の現状(令和6年暫定値)

◆自転車盗難対策
埼玉県内では、令和6年中に自転車盗難が14,220件発生し、前年と比べて598件増加となっています。被害の6割以上がカギをかけていない状態で盗まれており、自宅や駅付近の駐輪場で多く盗まれています。東入間警察署管内ではふじみ野市の発生が44%を占めています。

▽対策
(1)自宅でも短時間の駐輪でも確実にカギをかける
(2)ツーロックする(はじめから付いているカギに加え、ワイヤーロックで二重に施錠する)

◆その他の防犯対策
令和7年1~3月末現在、東入間警察署では、一般住宅や空き家への侵入盗が48件(前年比+32件)と激増しています。

▽対策
(1)在宅時でも戸締りを徹底する
(2)戸や窓に補助鍵や防犯フィルムを付ける
(3)来訪者の確認を徹底する
(4)多額の現金は金融機関に預ける

*****

東入間警察署
東入間防犯・暴力排除推進協議会
【電話】049・269・0110