くらし 水道料金の改定を検討しています

■水道事業の現状
市の水道水は、約8割が県から購入した水道水(県水)で、2割は地下水となっています。令和8年4月から、県水の値段が約21%引き上げられ、毎年度約6,000万円以上の費用増加が見込まれています。
また、引き続き安全な水を供給できるよう、令和6年度までに実施した老朽化した浄水場設備の更新による減価償却費も大きく増加します。
これらのことから、現状のままでは令和8年度に料金回収率が100%を下回り、令和11年度には赤字経営となり、安全な水を供給し続けることが困難になると予測しています。

■水道事業経営戦略の改定・料金改定の検討
経営戦略の改定では、費用増加に対応しながら施設の老朽化対策を実施するとともに、健全な経営と安全な水道水の供給を続けていくため、料金改定の予定などを盛り込んだ「投資・財政計画」を作成しました。
今後は、改定した経営戦略に基づき、学識経験者や公募などにより構成された「上下水道事業審議会」で水道料金の改定の検討を進めていきます。

Q.なぜ料金改定が必要なの?
A.県水の値上げと、施設更新のための費用が増加した後も安全な水を供給し続けるためです。ご理解とご協力をお願いします。

Q.経費削減すれば料金改定をしなくてもいいのでは?
A.県水の購入費や減価償却費、借金の利息など、削減が難しい費用が大半を占めているため、経費削減だけでは賄いきれない状況です。

Q.水道管は老朽化しているの?
A.水道管などの施設を適切に更新し、安全な水を供給するため、料金改定の検討を進めます。

▽営業費用の見込み

▽純利益の見込み

問合せ:経営課
【電話】0480-92-1304