くらし 町長コラム 清のひとこと 大島清 ブルガリアはバラの国?

ブルガリアはバルカン半島の国です。国の東側は黒海に面しており、面積は日本の約3分の1です。人口は約645万人で、首都はソフィアです。公用語はブルガリア語で第2外国語は英語です。ブルガリアといえばヨーグルトはあまりにも有名ですが、国の花がバラで、ローズオイルの生産量が世界の約70%を占めていることは初めて知りました。そのほかにもバラに関係する製品がたくさんあるそうです。
そのブルガリアのカルロヴォから、伊奈町との交流を希望されているというお話を伺いました。それは伊奈町が県内で最大のバラ園を持ち、バラに関わるイベントをはじめ、バラを使用した多くの特産品を作り、バラのまちとして知られるようになったことで、オファーがあったものかと思います。バラにまつわる歴史はブルガリアにはかないませんが、バラの国づくりとバラのまちづくりという目的は同じであると思います。
9月4日にブルガリア大使館でのイベントにアラバジエヴァ・マリエタ大使から招待を受け、私と担当者の5名で出席しました。大使館に入ることは私も初めてでした。マリエタ大使とは、カルロヴォとバラを通した今後の交流についてお話ししました。
私は以前から町のこどもたちに国際交流をさせるため、英語教育に力を注いでまいりました。次の時代を担うこどもたちのために、国際交流は必要不可欠であると思います。実現のためには解決しなければならない課題が数多くあると思いますが、実現を目指して努力してまいります。