くらし 特集 交通事故ゼロの実現に向けて!(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県伊奈町
- 広報紙名 : 広報いな 2025年12月号
交通安全意識を高めて、事故のないまちへ
■自転車の事故の特徴
・自転車乗用中の死者の人身損傷主部位(致命傷の部位)は、頭部損傷によるものが多い
・自転車乗用中の交通事故で主に頭部を負傷した死者・重傷者について、ヘルメットを着用していなかった方の割合は、着用していた方に比べて約1.7倍高い
・頭部損傷が重大な事故につながりやすい(令和2年~令和6年合計)
▽埼玉県内自転車事故死者の主損傷部位 (令和6年中)
死者数 計19名
・頭部9名 47.4%
・頸部4名 21.1%
・胸部3名 15.8%
・腰部1名 5.3%
・全損1名 5.3%
■自転車
・自転車ヘルメット着用
・原則車道、左側通行
・夕暮れ時の早めのライト点灯
・交差点では一時停止
・飲酒運転禁止
■自転車ヘルメット購入費一部補助金
町では、町内在住の方を対象に自転車用ヘルメット購入費の2分の1(上限2,000円)の補助を行っています。
自転車乗車時のヘルメット着用は努力義務です。自転車用ヘルメットをお持ちでない方は、本補助金をぜひご活用ください。
■事故の発生場所や特徴
年末が近づき慌ただしくなる12月は例年、全国的にも交通事故が多くなります。
16時~18時ぐらいの薄暗い時間帯が一番見えにくい時間帯になるため、交通事故が多くなります。また、一般的に交差点での事故が多い傾向にあります。
交通事故を防ぐには、一人ひとりが安全への意識を持ち交通ルールを守り、事故に遭わない、起こさないための行動をとることが大切です。
■冬の交通安全対策
交通事故を防止するため、交通ルールを遵守し、正しい交通マナーの実践を習慣付けるなど、交通安全意識の向上を目指しています。運転者・家庭・学校・職場・地域ぐるみなど、さまざまな視点から交通事故ゼロを目指しましょう!
■家庭での注意
・「もしかして・とまる・みる・まつ・たしかめる」を合言葉に、こどもに交通ルールやマナーを守る態度を身に付けさせる
・こどもが普段通行する道路などの危険箇所を確認し、注意するよう指導する
・横断歩道を横断するときは、自らの安全を守るため手を上げるなどハンドサインを励行し、横断する意思表示を車両運転者に示すよう指導する
・「歩きスマホ」はしないよう声を掛け合う
・家族が自転車を運転するときは、乗車用ヘルメットを着用させる
・外出するときは、反射材を身に付け、明るく目立つ色の衣服を着用するよう、声を掛け合う
・二輪車での無謀運転、危険・迷惑行為をしないよう呼び掛けるとともに、交通事故の責任や命の大切さについて話し合う
・加齢に伴う身体機能や認知機能の変化などを踏まえて、サポカーの利用や運転免許証の自主返納などについて話し合う機会を設ける
・飲酒運転や妨害運転(あおり運転)の悪質性・危険性について話し合う
・自宅で飲酒した後もアルコールが抜けるまでは、運転をしないよう注意する
・飲酒後に事故に遭わないため、飲酒のリスクや帰宅方法について話し合い、考える機会を設ける
出典:埼玉県令和7年冬の交通事故防止運動実施要綱
■歩行者
・横断歩道を横断時のハンドサイン
・斜め横断の禁止
・夕暮れ時や夜間の外出の反射材着用
■自動車・二輪車
・思いやりのある運転
・横断歩道で歩行者がいるときは停止
・夕暮れ時の早めのライト点灯
・飲酒運転禁止
問合せ:危機管理課
【内線】2285
