- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県毛呂山町
- 広報紙名 : 広報もろやま 令和7年5月号 No.1016
令和7年度当初予算は、第六次毛呂山町総合振興計画で掲げる町の将来像である「みんなでつくる 住みやすいまち 住み続けたいまち もろやま」の実現を目指し、最少の経費で最大の効果が得られる予算編成としました。
特に少子化対策、教育施策、健幸づくりのまち推進施策の展開を目指すとともに、脱炭素化事業や防災対策など町の課題解決に向けた取組に対して重点的な予算配分を行い、当初予算としては過去最大規模となりました。
■令和7年度一般会計予算
118億600万円
(対前年度比9億5,100万円8.8%増加)
町の収入(歳入)は、町税など町が自ら確保することができる『自主財源』と、地方交付税や国・県の支出金など、他の財源に頼る『依存財源』に分けられます。令和7年度は、『自主財源』のうち、町税が企業誘致の成果などにより約1億8,700万円、5.1%増加しました。また、『依存財源』のうち、国庫支出金が約4億7,100万円、43.5%増加しています。
歳出では、民生費が児童手当の増額などにより約2億4,200万円、5.6%の増加、また教育費では、総合公園体育館空調設備設置及び照明LED化工事の皆増(かいぞう)などにより、約3億2,700万円、24.2%増加しました。全体では、前年度より9億5,100万円、8.8%増加し、予算規模は118億600万円となりました。
■一般会計歳入
◇町民1人あたりの税負担合計:120,573円
町民税(法人税を含む):54,004円
固定資産税:52,236円
都市計画税:3,477円
その他:10,856円
※町税を人口31,865人で割ったもの(令和7年4月1日現在)
(単位:千円)
町税:町に納めていただく税金
町民税:個人町民税と法人町民税
固定資産税:土地、家屋、償却資産を所有している人に課税
都市計画税:おもに市街化区域内に、土地、家屋を所有している人に課税
その他の町税:軽自動車税、町たばこ税
国・県からの交付金:国、県の財源から配分されるお金
譲与税・交付金:町の財政規模などに応じて譲与、交付されるお金
国・県支出金:特定の目的のために国や県から支出されるお金
町債:町が銀行などから借り入れるお金
使用料・負担金:施設の使用料や特定のサービスを受ける人が負担するお金
繰入金:基金に積み立てていたものを取り崩して使用するお金
繰越金:決算上余ったお金で、前年度から繰り越しさせるお金
財産収入:町が所有する財産の貸付や用地の運用、売払いによる収入
寄附金:使途を特定しない一般寄附金と、使途を限定した指定寄附金がある
諸収入:他の収入科目に含まれない収入
■一般会計歳出
歳出を町民1人あたりに換算すると…
合計370,501円
民生費:142,378円
教育費:52,793円
総務費:49,014円
公債費:31,650円
衛生費:29,086円
土木費:26,229円
消防費:22,504円
農林水産業費:4,210円
その他:12,637円
※歳出総額を人口31,865人で割ったもの(令和7年4月1日現在)
(単位:千円)
民生費:子どもや高齢者、障害者などの福祉や医療助成などに使うお金
総務費:全般的な管理事務、徴税、戸籍、選挙、統計や地域づくりに使うお金
教育費:小・中学校の維持管理や給食など、教育全般に使うお金
公債費:町が借り入れたお金の返済金
衛生費:健康増進、疾病予防、公衆衛生、ごみの収集などに使うお金
土木費:道路、公園などの建設、整備、維持管理に使うお金
消防費:災害対策や防災などの安全対策に使うお金
農林水産業費:農林水産業の振興や農道整備などに使うお金
その他:議会運営、労働、商工業などに使うお金
■特別会計の概要
毛呂山町には、一般会計のほかに、3つの特別会計と2つの企業会計があります。これらは、決められた事業を行うための会計です。
保険料や使用料など、特定の収入でまかなわれ、一般会計とは独立した経理会計が行われています。
問合せ:役場企画財政課財政係
【電話】295-2112 内線324