健康 [おしらせ2 健康]健康増進・食育推進・自殺対策計画 健康コラム121

◆蚊を介する感染症の予防対策 ~蚊に注意しましょう~
夏から秋にかけて、蚊の活動が活発になります。野外での活動が増えることによって蚊に刺される機会も増えます。ウイルスなどの病原体に感染した人や動物の血を吸った蚊に刺されることで、さまざまな感染症にかかるおそれがあります。
蚊が媒介する感染症にかからないためには、一人一人の対策が重要です。

◇刺されない
・蚊が活発に活動する日中に屋外で活動する場合は、長袖・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きを避けるなど、なるべく肌を露出しないようにしましょう。
・虫よけ剤などをこまめに使用し、蚊に刺されないようにしましょう。
・窓を開ける際は、網戸を使用し、屋内への蚊の侵入を防ぎましょう。

◇発生防止
・比較的小さい容器に溜まった水の中に蚊の幼虫が発生するため、家の周囲に水(雨水など)が溜まる容器を置かないようにしましょう。もし、置いた場合は容器の水を捨てましょう。
・蚊の幼虫は、約10日で成虫になるため、1週間に1回、容器に溜まった水を捨てることが効果的です。

「水が溜まりやすいもの」
植木鉢やプランターの水の受け皿、バケツ、空き缶、ペットボトル、古タイヤ、雨を除けのために被せたビニールシートのくぼみなど

◇流行状況の把握
・海外へ渡航する際には、渡航前に現地での流行状況を把握しましょう。もし蚊を媒介とする感染症の流行地域へ渡航される場合には、蚊に刺されないように万全な対策をしましょう。