子育て 小鹿野町の少子化対策について知ろう!(1)

小鹿野町では少子化が急速に進み、若者世代を中心とする人口減少が進んでいます。その中でも特に児童、若年女性の割合が著しく低下しています。
こうした状況を改善するため、町では、若い女性が町への転入や定住を促進する政策に重点を置き、多くの事業を通じて出生前から切れ目のない子育て支援を展開しています。
町で行っている主要な子育て支援と移住支援などを紹介します。


令和2年度から令和6年度までの出生数
※令和7年3月31日時点


人口ピラミッド
※令和7年3月31日時点

■~町の子育て支援を紹介します~
◇[新規事業]おがのこども園給食費の完全無償化
国の制度で3歳以上の保育料はすでに無償化となっていますが、子育て世代への経済的支援のため、町在住でおがのこども園に通園している人の給食費を令和7年度から完全無償化としました。

◇[新規事業]保育料の完全無償化
子育て世代への経済的支援や、子どもを産み育てやすい環境づくりのため、町独自で所得やお子さんの人数に関係なく、0歳から2歳児の保育料(認可外保育施設を含む)を令和7年度から完全無償化としました。

◇[見直し事業]子育て支援金
子育て家庭の経済的負担を軽減することを目的に支給している、子育て支援金を見直しました。
支給額:出生児1人につき第1子から一律10万円

◇[継続事業]プレーパーク事業
子どもの冒険心や好奇心を引き出す遊び場として、自然の中で遊べる面白さを伝えると共に、多くの子どもたちが利用しやすいよう工夫して月に1度実施しています。
1月114人、3月131人、4月103人の皆さんに参加いただきました。子どもの遊び場としてスタートしましたが、世代を超えた交流の場としても盛り上がりを見せています。
子どもたちと遊んでくれるボランティアを募集しています!

◇[継続事業]子育て世代テレワーカー育成事業
子育て世代の新しい働き方創出の取り組みとして、テレワーカー育成講座を開催しています。令和6年度は、講座卒業生から14人のテレワーカーが誕生し、実際に仕事を開始しています。講座の会場である、長若集学校(旧長若中学校)には、キッズスペース併設のワークスペース「WaCa-Ba(se)」を開設し、働き続けやすい環境整備も行っています。