くらし 米に関する害虫(イネカメムシ)にご注意を

◆一般の皆様へ イネカメムシ対策による除草時期について
埼玉県内ではイネカメムシによる著しい米の減収や品質低下が発生しています。暖冬等の理由で越冬したイネカメムシは、落ち葉や雑草地から米の若い穂を求めて水田に移動します。
神川町では、イネカメムシ対策のため河川敷の除草時期について、埼玉県と高崎河川事務所と連携し出穂期(米の若い穂が出る時期)の前後を避けて行うよう調整しています。

◇除草を行わない期間
出穂期の前3週間~出穂期の後4週間
※病害虫対策のため農業者が消毒を行うことがあります。消毒作業中は安全のため近づかないでください。

◆稲作農家の皆様へ イネカメムシ防除対策をお願いします
イネカメムシは若い穂を求めて水田から水田に移動するため、広域的に一斉に防除を実施することが効果的です。防除への取組をお願いします。
「農薬は表示どおりに正しく使い、飛散防止と使用記録も忘れずに!」

◇防除対策
虫がイネを加害する出穂期~登熟初期に2回の薬剤散布を行ってください。
1回目:出穂期~穂揃期(不稔の防止)
2回目:出穂期の8~14日後(斑点米の防止)

・ジノテフラン剤やエチプロール剤が有効とされています。
・粒剤を施用する場合は処理を数日早めましょう。
・薬液が直接虫にかかるように薬剤散布はなるべく早朝に実施しましょう。

問合せ:経済観光課 農政担当
【電話】0495-77-0703【FAX】0495-77-3915