- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県松伏町
- 広報紙名 : 広報まつぶし 令和7年4月号
大川戸の妙楽寺にある松の木が「妙楽寺(みょうらくじ)の多行松(たぎょうしょう)」の名称で新しく町指定天然記念物となりました。
多行松とは、根に近いところから幹が複数に枝分かれし大きく広がる、松の園芸品種です。
クロマツにアカマツなどを接ぎ木するもので、通常は樹齢50年程度と短命で、樹高も3~4メートルまでしか育ちません。
そんな中、「妙楽寺の多行松」は推定樹齢200~300年、樹高も8メートルを超えており、さらに2本が並び立っています。
こうした事例は大変珍しいため、審議を経てこのたび指定されました。
■寺院情報
妙楽寺(みょうらくじ)
大川戸3178番地【電話】991-7387
※大変繊細な松の木ですので、ご覧になる際は、直接触れず遠くからご覧ください。また、ご住職や檀家の方のご迷惑にならないよう十分ご注意ください。
■町指定文化財って?
長い歴史の中で生まれ、古い文化を今日まで守り伝えるものを文化財といいます。
その中でも、町にとって特に重要なものを「町指定文化財」として指定し、後世に伝え継いでいきます。
問合せ:教育文化振興課 社会教育担当
【電話】991-1873