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■133 競走馬のふるさと 富里(とみさと)
今回は2026(令和8)年の十二支「午(うま)」にちなみ、「競走馬のふるさと」としてPRに力を入れている富里市と馬の歴史を紹介します。
馬と房総半島の関係は古く、江戸時代には幕府直轄の馬を放牧する「牧(まき)」が設けられていました。房総半島には「佐倉(さくら)牧」「小金(こがね)牧」「嶺岡(みねおか)牧」の3つの牧が置かれ、現在の富里市が含まれる地域の「佐倉牧」には、当時3,000頭もの馬が放牧されていたといわれています。市内には今でも「駒走(こまばしり)」「野馬木戸(のまきど)」などといった馬に由来する地名も多く残り、馬の逃亡を防ぐ「野馬土手(のまどて)」も随所で見ることができます。また、明治時代になると、内務省管轄で下総御料(しもうさごりょう)牧場の前身となる「下総牧羊場」と「取香(とっこう)種畜場」が置かれました。その後「下総御料牧場」と名を変え、競馬に関する法整備とともに競走馬の生産が積極的に行われた際にも育成地となりました。

◇今も続く馬とのつながり
現在も中央競馬や地方競馬に向けた育成や調教の場として、市内には18の牧場・乗馬クラブがあります。市では、牧場や乗馬クラブなどと連携し、馬とのつながりを生かしたさまざまなイベントを実施。昨年5月5日のこどもの日には「こどもと馬がつながる」をテーマに「とみさと未来馬フェスタ」を初開催し、厩務(きゅうむ)員や装蹄(そうてい)師などの馬にまつわる仕事を体験できるコーナーや乗馬体験、現役騎手のトークショーなどが行われ、約3,000人もの参加者でにぎわいました。
今後も馬をより身近に感じてもらえるさまざまなイベントを企画し、その魅力を発信していきます。

問合せ:富里市商工観光課
【電話】0476-93-4942