くらし 知事メッセージ 県民の皆さまへ

「我が国最大の貿易港はどこか?」
受験でもよく出てくる問題ですが、正解は成田空港です。横浜港や名古屋港よりも輸出・輸入の総額が多く、半導体・半導体製造装置・医薬品など付加価値の高い製品が成田空港を経由して運ばれており、アジアと北米をつなぐ国際的な結節点の一つです。

昨年、成田空港は年間発着容量が30万回から34万回に拡大され、3本目の滑走路新設などの工事が着工されるなど、空港敷地面積が2倍となる「第2の開港」プロジェクトが本格的に進んでいます。
この拡張事業は成田空港の歴史を踏まえて育まれた「共生・共栄」の精神にのっとり、200回を超える説明会を開催するなど、国・空港会社が丁寧に地域の理解を得る努力を行い、2018年に県・関係市町と国・空港会社の4者で合意したものであり、現在も説明会を重ね累計は400回以上に及んでいます。
県では空港拡張の効果を周辺地域にも最大限波及させることを目的とし、NRT(ナリタ)エリアデザインセンターを昨年設立し、エアポートシティ構想を策定しました。
国際的な産業拠点形成に向けても大規模な国際物流拠点プロジェクトが動き出すなど、我が国最大の貿易港を生かした施策が進んでいます。

昨年、柏の葉で再生医療の製品に関する研究・開発拠点の誘致が決定するなど企業立地は引き続き好調ですが、成田と羽田の両空港へのアクセスに優れていることも誘致の要因でした。
今後も国・関係市町・空港会社と連携し、アジアの成長を取り込み、千葉県経済の活性化と雇用の拡大を実現してまいりますので、ご注目ください。

千葉県知事 熊谷 俊人(くまがい としひと)