健康 毎年5月31日は「世界禁煙デー」 ~たばこと健康について考えてみませんか~

毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」です。
日本では、5月31日から6月6日までの1週間を「禁煙週間」と定め、「受動喫煙のない社会を目指して~私たちができることをみんなで考えよう~」を令和7年度のテーマとして啓発活動をしています。
この機会に、自身や周りのかたの健康を守るため、受動喫煙のもたらす影響や、禁煙による健康改善効果について考えてみませんか。

■受動喫煙のもたらす影響
受動喫煙とは、「他人のたばこの煙にさらされること」を言います。日本禁煙学会は、無風状態であっても直径14メートル内にたばこの煙が広がると提言しています。
平成30年の健康増進法改正により、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わりました。喫煙する場合は、できるだけ周囲に人がいない場所を選ぶなどの配慮をお願いします。
また隣地からのたばこの煙による被害に悩んでいるかたは、騒音などの近隣トラブルと同様、アパートにお住まいのかたは貸主や管理会社に、マンションのかたは管理組合などに相談しましょう。解決が難しい場合は、弁護士などへの相談も検討してください。

■禁煙による健康改善効果
禁煙すると、まず24時間経過した段階で心臓発作のリスクが低下し、数日後には味覚や嗅覚、2週間後には心臓や血管などの循環機能、1か月後にはスタミナ、1年後には肺機能が改善するとされています。また、10年以上禁煙することで、さまざまな病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルに近づくと言われています。
健康推進課では、禁煙に関する相談や情報提供など、禁煙を目指すかたへの支援を行っています。詳細は市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

問合せ:健康推進課
【電話】312-8228