- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県袖ケ浦市
- 広報紙名 : 広報そでがうら 2025年5月1日発行 第1061号
◇滝の口区有害獣対策会
会長 松本耕一さん
対策会を立ち上げた当初は24名のメンバーがいましたが、現在は半数の12名で活動しています。滝の口区は農作物の被害が多いのですが、農家が減ってきているので、対策会の活動に参加してくれる方も少なくなってしまっています。少しでも仲間が増えたら嬉しいですね。
また、捕獲後に有害獣を埋設しているのですが、埋設場所の確保も課題となっています。
◇川原井有害獣対策協議会
会長 鈴木栄彦さん
川原井区でも、埋設場所の確保に苦労しています。
現在、市で被害額や捕獲件数の統計を取ってもらっていますが、例えば庭を荒らされたり、栗やタケノコなど、金額で出せない部分の被害も把握していけたらいいのではと考えています。
◇房根区有害獣対策協議会
会長 切替英世さん
有害獣を捕獲していくという方針に変わりはありませんが、それと同時に、棲(す)みにくい環境整備をしていきたいと思っています。山や田畑が荒れていると、そこを棲み処にしてしまうので、そういった場所を減らしていきたいですね。
また、有害獣が憎いからといって、人間の都合だけで絶滅させてはいけないと思います。共存できる環境を整えるために、自分たちの管理できる範囲で、しっかりと活動していきたいと思っています。
■地域対策組織
市内には8つの地域対策組織があり、各地区で活動しています。
・下宮田区有害獣対策協議会
・滝の口区有害獣対策会
・岩井作区有害獣対策会
・玉野区有害獣対策協議会
・川原井有害獣対策協議会
・大竹区有害獣対策協議会
・野田区有害獣対策協議会
・房根(ぼうね)区有害獣対策協議会
■イノシシ用防護柵設置費用を補助します
国の補助金の対象とならない農地に、防護柵の設置費用の一部を補助します。
補助内容:防護柵(金網柵・電気柵)の購入費用のうち、必要と認めた額の1/2以内
注意事項:
・購入済みの防護柵は補助対象外となるため、必ず事前に申請してください。
・職員が現地を確認し、補助対象となるか判断します。
※詳細は、お問い合わせください。
■わな猟免許を新たに取得する方に補助金を交付します
対象:市内在住で、わな猟免許を新たに取得し、市内で有害鳥獣捕獲事業に従事する方
補助額:わな猟免許試験の手数料と、初心者狩猟講習会の受講料の2/3(上限1万円)
注意事項:
・免許を取得する前に、申請が必要です。取得後の申請や、試験に不合格となった場合は補助の対象になりません。
・申請書の受理後、担当が確認し、補助対象となるか判断します。
※わな猟免許試験の詳細は、君津地域振興事務所ホームページをご確認ください。
問合せ:農林振興課
【電話】62-3426【FAX】62-7485
問合せ:農林振興課
【電話】62-3426【FAX】62-7485