- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県印西市
- 広報紙名 : 広報いんざい 令和7年5月15日号
世界禁煙デーは、たばこによる健康被害を考える日です。禁煙や受動喫煙防止への意識を高めることを目的とした国際的な取り組みとして、世界保健機関(WHO)が制定しました。
また、厚生労働省は世界禁煙デーに合わせ、毎年5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定め、禁煙とたばこの健康被害防止を啓発するための活動をしています。
◆「煙を憎んで人を憎まず」禁煙は、自分と周囲の健康を守る第一歩
たばこには約5,300種類以上の化学物質が含まれているといわれており、そのうち約70種類が発がん物質とされています。
たばこの煙の到達距離は直径14ⅿの円周内(約95畳)と広い範囲に広がります。これほどになると、周囲の非喫煙者の健康リスクを0にすることは困難となり、喫煙所があっても安心とは言い難いでしょう。また、日本では年間受動喫煙による疾患で約1万5千人が、能動喫煙による疾患で約12万人が亡くなっているともいわれています。
禁煙週間は、たばこの害を再認識し、健康的な生活を考える大切な機会です。禁煙は、一人で頑張るよりも禁煙外来など医療のサポートを受け、失敗しても自分を責めずに、何度でもチャレンジすることが大切です。
◆ポスター展示会のお知らせ
市内にある木刈中学校と印旛明誠高等学校の美術部の生徒が制作した、たばこの害や禁煙の大切さを伝えるポスターを展示します。若い世代が描く力強いメッセージをぜひご覧いただき、たばこの健康リスクや禁煙の大切さについてもう一度考えてみませんか。
日時:5月24日(土)〜6月8日(日)
場所:イオンモール千葉ニュータウンモール棟3階東ブリッジ
問合せ:健康増進課健康支援係
【電話】33-3270