くらし 知っ得! 消費生活 [126]

■太陽光発電システムの点検商法が急増しています
◇事例1
事業者が自宅にきて、太陽光発電設備の点検が義務付けられていると言い、アンケートへの記入を勧められたが不審に思って断った。

◇事例2
突然事業者が訪問してきて太陽光パネルを無料で点検すると言われ、ドローンを飛ばして点検した。パネルの洗浄とコーティングが必要と説明され契約をしたが、家族に相談した結果、高額と思われるため解約するように言われた。

◇事例3
「太陽光パネルが原因で火災が起きていて、県から依頼されて無料で点検している」と電話があった。火災と聞いて心配になり訪問に承諾したが、県の担当者に聞いてみるとそのような点検はしていないと言われたので断りたい。

◇消費者へのアドバイス
・安全に利用するために定期的な点検は重要ですが、「点検は義務」と言われても安易に承諾せず設置事業者などに点検の要否を確認しましょう
・突然の訪問や電話勧誘での契約を急がされてもその場で応じず、複数社から見積もりを取って検討しましょう
・保守点検ガイドラインによると、設置後1年目、その後は4年に一度を目途に定期点検が推奨されていますので参考にしてください

不安に思ったときは、すぐに下記へ相談してください。

問合せ:市消費生活センター
【電話】42-3306
平日9時30分〜12時・13時〜16時30分