くらし はい!消費生活センターです vol.316

■不用品買い取り業者の電話に注意!
▽事例
突然電話で「不用品はありませんか、買い取ります」と言われた。着られなくなった洋服などがあったので「洋服はありますがブランド品ではないです」と答えたところ、ノンブランドでも良いと言われた。
後日、洋服だけという話だったが、鑑定してもらえると言われ、亡き母の形見の貴金属を手渡した。
結局、鑑定ではなく、買い取りとされてしまい、貴金属を含めた買取証明書を渡された。強引な口調だったので返してほしいと言えなかったが、売るつもりはなかったので返還してほしい。

▽アドバイス
・整理整頓の季節になると「不用品を片付けたい、不用品が売れるなら…」という消費者の心理を利用した手口でトラブルが発生しています。
・「なんでもいいから不用品はありませんか」「被災地支援に協力できますよ」「貴金属の査定もしています」などの言葉には気をつけましょう。
・買い取り業者に伝えている品物以外のものの売却を迫られた場合、きっぱり「売らない」と断りましょう。
・交付書面の内容をチェックしましょう。
・訪問買取は「訪問購入」という販売方法でクーリング・オフ(無条件解約)が適用されます。(8日間)※自分で訪問を依頼した場合は対象外です。
・クーリング・オフ期間は品物の引き渡しを拒むことができます。困ったときは、消費生活センターへ相談してください。

場所・問合せ:市役所本庁舎2階消費生活センター
【電話】492-1111(内線3202)(毎週月~金曜日10:00~16:00)