その他 地域おこし協力隊「カトリサーチ」

■(活動報告)発酵を通じて交流するワークショップを構想中
発酵技術等による市内活性化 分野 隊員
古賀 盛玄(こが しげはる)さん

プロフィール:令和6年6月より発酵技術等による市内活性化分野の地域おこし協力隊員として活動。香取市出身のUターン。荒畑再生にも挑戦中。

香取市にUターン移住して早くも1年がたとうとしています。昨年度は発酵食品ソムリエの資格取得、みそやぬか漬け作りを通じて発酵の学習をしたり「第14回全国発酵食品サミットinかとり」や「おためし地域おこし協力隊」などのイベント運営サポートに取り組みました。ぬか漬け作りは初挑戦でしたが、スローで簡単、保存がきいて野菜の廃棄は減り、美容や健康にも良いらしい、と利点だらけ。もっと早くからやっていればよかったです。
今年度は地域の人たちともっとふれあいたいと思い、何らかのワークショップを開催したいと考えています。例えば、一緒にぬか床を混ぜながら参加者とおしゃべりを楽しむ「ぬか漬けandチャットワークショップ」。参加者同士で交流が弾む機会を作りたいと考えています。人様に教える技術は持っていませんが、一緒に発酵を通じて皆さまと交流を楽しみたいと思います。

■(活動報告)1年目を振り返って
移住・定住 分野 隊員
粟野 正臣(あわの まさおみ)さん

プロフィール:学生時代に伝統文化とプロダクトデザインを学んだ後、愛媛県鬼北町の地域おこし協力隊を経験し、卒隊後、令和6年5月より香取市の移住・定住分野の協力隊として活動。

香取市の地域おこし協力隊に着任し、約1年となります。ようやく仕事や生活に慣れてきた感はありますが、香取市についてまだまだ知らないことが多いと思う毎日です。この1年で特に力を入れてきたのは「佐原張子」の文化継承と「本」に関する活動です。
佐原張子は100年以上の歴史を持つ伝統工芸品。数年前にその伝統が途絶えてしまったというお話を伺い、何とか復活させたいと思ったのです。有志メンバーと共に、佐原張子を知る諸先輩方から作り方などを教えていただき、制作・販売・ワークショップなどに取り組んできました。今後は、PR活動にも力を入れたいと思っています。
また「本」の活動については、月1回のペースで古本交換会を開催してきました。これからは交換会以外のイベントも開催予定ですので、皆さんぜひご参加ください。
協力隊2年目は、これまでの活動を発展させることを目指しつつ、もっと人に会って話す機会を増やしたいと考えています。そして、より広く深く香取のことを知り、語れる人間になれるよう努めていきます。