子育て かがやけ★いすみの子★ ~東小学校の紹介~

本校は、いすみ市のほぼ中央に位置しています。広い田園や、山林に囲まれ、学区内にはトンボ沼や源氏ぼたるの里などがあります。様々な野鳥など、多様な生物が生息する自然豊かな地域にある、全校児童数51名の小規模な小学校です。校舎は田園風景の広がる山田地区にあり、子どもたちは四季折々の自然とふれあいながら、のびのびと学び、成長しています。

■学校教育目標『自ら学び、心豊かなたくましい児童の育成』
あ(体)あかるくたくましい子の育成…健やかな体をつくる
ず(知)すすんで学ぶ子の育成…確かな学力をはぐくむ
ま(徳)まっすぐ伸びる子の育成…豊かな心を育てる
→生きる力の育成

言語活動や体験活動の充実を図り、知・徳・体のバランスのとれた教育を実施し、子どもたちの「生きる力」の育成を目指しています。少人数だからこそ、教師と児童の距離も近く、一人一人に目が行き届いた、きめ細やかな指導を行うことができます。また、学年をこえた交流や異学年活動も盛んに行っています。「ふれあい班」という、上級生と下級生のグループを作り、一緒に遊んだり、清掃活動に取り組んだりすることで、思いやりや協力の力を育む良い機会となっています。

本年度新たに学区編成が行われ、布施の一部地域が東小学校の学区に加わり、スクールバスの運行が新たにスタートしました。これにより、通学距離が長い児童にとって安心・安全な通学環境が整備されました。バスは特定地域内を回り、子どもたちを乗せて学校へ向かうルートとなっており、登下校時の負担が大きく軽減されています。

教育活動では、基礎的な学力の定着とともに、読書活動や体験学習にも力を入れています。学校図書館を活用した読書指導や、地域の文化、自然を生かした体験活動など、子どもたちの知的好奇心豊かな感性を育む取り組みが充実しています。

令和6年度は創立150周年を迎え、グラウンドでドローンを使っての航空写真撮影を行いました。
また、いすみ市生活改善グループの方々を講師にお迎えし、4年生が味噌づくりをしました。自分たちで育てた大豆を3日間かけて仕込み、1年間熟成させます。来年1月の完成を楽しみに待っています。

東小学校は、これからも地域と連携しながら、子どもたち一人一人の輝きを引き出す教育を目指してまいります。