くらし 株式会社クボタと連携協定を締結しました

3月3日、多古町は株式会社クボタと「農業への新規参入及び事業拡大のための環境整備の推進に関する連携協定」を締結しました。
町では、農業の後継者や人材の不足、荒廃農地の増加などの課題が生じており、解決が難しい状況が続いています。
一方で、首都圏中央連絡自動車道の多古インターチェンジの開設などにより、農業を取り巻く情勢も変革期を迎えています。これまでのやり方に捉われない、新たな農業の手法を用いながら、持続可能な農業を進める必要があります。
そうした背景を踏まえ、同社の持つ農業に関する知見や資源を有効活用し、官民連携により地域の新たな農業人材を生み出し、町の地域課題解決と将来にわたる地域農業の持続化を目指します。

◆主な連携分野
(1)農業への新規参入を促進するための企画提案及びその実施に関すること
(2)農業機械などのシェアリングサービスのための機械保管場所の選定及び手配などの他、シェアリングサービスの普及に関すること
(3)農業活動から得られるデータを活用したスマート農業による省力化、精密化及び高品質生産の実現による農業の高収益化、経営規模の拡大に関すること
(4)その他、前3項目の目的達成のために必要な事項に関すること