- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県睦沢町
- 広報紙名 : 広報むつざわ 令和8年1月号
今月のテーマ:冬こそ気を付けよう「かくれ脱水」
保健師:藤生
脱水症は、汗をよくかく夏場に多いイメージですが、空気が乾燥している冬は、気づかないうちに水分が不足し「かくれ脱水」が起こりやすい季節です。
原因がわからないのに頭が痛い、よく足がつる、胃もたれなど胃腸の不調が続くなどは、体内の水分不足かもしれません。
◆冬の脱水症状「かくれ脱水」の原因とは?
(1)「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」に注意
空気が乾燥する冬は、呼気や皮膚から水分が蒸発する「不感蒸泄」が増え、気づかないうちに水分が失われ脱水症状が起こりやすくなります。
(2)暖房の使用で湿度が低下
冬は湿度が低いうえに、暖房の使用でより乾燥し、不感蒸泄が増すため脱水傾向になります。
(3)寒さでのどの渇きを感じにくい
夏に比べて、寒い時期はのどの渇きを感じにくくなり、体温も下がるため水分を摂りたいと思わなくなります。
◆脱水症は脳、消化器、筋肉の3か所で起こりやすい
脱水症の初期段階である「かくれ脱水」は自分では気づきにくい方もいます。脱水症状は、脳、消化器、筋肉の3か所で起こりやすく、次の表のような症状があります。
人間の体は約60%が水分でできています。体内の水分が1%不足すると、のどの渇きを感じると言われています。冬の寒い時期は血管が収縮し血圧が上がりやすく、更に水分量が減るとドロドロの血液になり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも増します。
脱水の症状

◆「かくれ脱水」の症状をチェック
・のどが渇く
・唾液が減り、口の中がネバネバする
・尿の色が濃くなっている
・皮膚のハリがなくなり、指先を中心にカサつく
これらの症状はかくれ脱水のサインです。
※塩分を多く摂るとのどが渇きますが、からだの塩分を薄めようと体内の水分量が増えることが原因で、塩分と水分の両方が喪失した状態の脱水症ののどの渇きとは別のサインです。
◆予防法は?
(1)こまめな水分補給
水分の必要量は個人差がありますが、1日1.5ℓ程度を目安に2~3時間おきに水分を摂る習慣をつけましょう。
(2)部屋の乾燥を防ぐ
部屋の湿度は50%から60%が最適です。室内の乾燥を防ぐため、加湿器を利用したり、洗濯物を部屋干しする、夜は濡れたタオルを干して寝るなどして乾燥を防ぎましょう。
◇水分補給には?
・体の水分が不足しやすい「寝る前」と「起床時」にコップ1杯の水や白湯を飲みましょう。
ポットに飲みやすい温度で用意して、いつでも飲めるようにしておくことがお勧めです。
・糖分の多いジュースは血糖値の上昇を招き、よりのどが渇きます。また利尿作用のあるアルコールやカフェインの多い飲み物も、かえってのどが渇いてしまうおそれがあり、避けましょう。
水分補給にNGな飲み物:
・カフェインを多く含むもの
・アルコール
