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今月のテーマ:高齢者の総合相談窓口地域包括支援センター
社会福祉士:和田

高齢者は、長年にわたり、社会を支えてきた貴重な存在です。近年では、健康寿命の延伸や生きがいづくりに向けた取り組みが進み、地域活動やボランティアなどで活躍する高齢者も増えています。
一方で、孤立や認知症、経済的不安などの課題も顕在化しています。これらの問題に対応するには、地域や家族とのつながり、行政や福祉の支援体制が不可欠です。高齢者が安心して暮らせる社会の実現は、世代を超えて共に考えるべき課題となっています。
町の高齢化率が上昇する中、家庭での役割や地域での活躍の場を増やし、いつまでも元気な高齢者として、わが町を明るく照らしていただけるとありがたいです。

高齢者の総合相談窓口は…ズバリ‼
地域包括支援センターです‼
地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることを支える拠点です。
町が設置し、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員などの専門職がチームとなって運営しています。主な役割は「介護予防ケアマネジメント」「総合相談支援」「権利擁護」「包括的・継続的ケアマネジメント支援」の4つです。特に介護が必要となる前の段階から支援を行い、高齢者の自立した生活を促進する点が特徴です。
例えば、介護予防教室の開催や地域の見守り体制の構築、虐待や消費者被害などの権利侵害に対する対応も担っています。また、地域のケアマネジャーを支援し、関係機関との連携を深めることで複雑化する高齢者支援のネットワークを整備します。近年では、高齢者だけでなく認知症の方やその家族、多世代世帯からの相談も増えており、地域全体を支える中核機関としての重要性が増しています。

◆高齢者総合相談窓口(睦沢町地域包括支援センター)
【電話】44-2531
高齢者のあらゆる相談を受け付け、チームで支援します。
まずは相談しよう!

・社会福祉士「生活に困難が生じたときには一緒に考え寄り添った支援をします。」
・主任介護支援専門員「認知症や介護のことをお気軽にご相談ください。」
・保健師「シニアの健康を見守り介護予防に力を入れて取り組みます。」

場所:役場1階福祉課内

◆お困りごとはありませんか?地域包括支援センターがあなたの力になります!
介護、認知症、生活の不安、健康のこと…。どこに相談していいか分からないお悩みもまずは地域包括支援センター(役場1階福祉課内)へご相談ください。
相談は無料・秘密厳守です。ご本人だけでなく、ご家族やご近所の方もお気軽にご相談ください。