くらし 9月10日から16日までは『自殺予防週間』です

令和3年度に厚生労働省が実施した「自殺対策に関する意識調査」によると、4人に1人が「これまでに自殺を考えたことがある」と回答しています。あなたの周りに自殺を考えるほどの悩みを抱えている人が多くいるかもしれません。自殺を考えた人の約3割が「家族や友人、職場の同僚など身近な人に悩みを聞いてもらった」と回答しています。周りにいる身近な人が早く悩みに気付き、支援することが重要です。

◆大切な人の悩みに「気づき・声をかける」・「傾聴する」・「つなぐ」・「見守る」
◇気づき・声をかける
家族や仲間の変化に気付いたら、声をかけましょう
身近な人の変化に気付き、声をかけることは重要です。最近元気がないなど、いつもと違っていたら・・・。まずは勇気をもって、「どうしたの?」「最近眠れている?」など声をかけてみましょう。

◇傾聴する
本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう
本人の気持ちを尊重し、耳を傾け寄り添って受け止めることが大切です。話を聴いた後は、「話をしてくれてありがとう」「大変だったね」などねぎらいの言葉を伝えましょう。

◇つなぐ
早めに専門機関へつなぎましょう
医療機関やカウンセラーなど専門家への相談が必要です。本人を理解してくれる家族、友人などの周囲と連携して、専門家への相談に一緒について行くなどによって促しましょう。

◇見守る
温かく寄り添いながら、じっくり見守りましょう
見守ることは、相手が「自分のことを気にかけてくれている人がいる」と実感してもらえるような関わりです。相談機関につないでも、すぐに元気になるわけではありません。つないだ後も、必要があれば相談に乗ることを伝え、温かく寄り添いながら、見守りましょう。

◆悩みを抱えているかたへ
心と体に不調を感じたら、迷わず相談しましょう!
「眠れない」「食欲が出ない」「不安感がある」などいつもと違う心身の不調を感じたらこころのSOSのサインです。

◆ひとりで抱えずに誰かに相談しましょう
悩んだりつらい時は、ひとりで抱えこまず、家族や友人、職場の人など身近な人に相談しましょう。あなたの周りにいるたくさんの人が、あなたの支えになりたいと思っています。あなたが相談できる場所はたくさんありますので、あなたの不安やつらい気持ちを伝えてください。

◆相談窓口

問い合わせ:役場健康保険課 健康推進班
【電話】44-2506