- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年11月19日号(NO.518)
■腰痛予防の豆知識
整形外科 医師 八木満
腰痛は日本人が訴える症状の中でもっとも多いものの一つで、国民病ともいわれます。多くは一時的で自然に改善しますが、慢性的になると生活の質を大きく損ないます。今回は「腰痛を防ぐためにできること」をご紹介します。
〇腰痛の原因
腰痛の多くは明確な病気が見つからない非特異的腰痛です。長時間の同じ姿勢や運動不足、筋力低下、精神的ストレスなどが重なって起こります。一方で、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨粗鬆症による骨折など、明らかな病気が原因となることもあります。
〇日常生活で気をつけること
1.正しい姿勢を保つ
猫背や反り腰は腰への負担を大きくします。立つときは背筋を伸ばし、座るときは背もたれを活用しましょう。パソコン作業では画面の高さを目線に合わせるのも効果的です。
2.適度に体を動かす
ウォーキングやストレッチは筋肉の緊張をほぐし、血流を良くします。特に体幹の筋肉を鍛えると腰を支える力が高まり、腰痛予防につながります。無理なく続けられる運動を習慣にしましょう。
3.重い物を持つときの工夫
荷物を持ち上げる際は腰を曲げず、膝を曲げて体全体で持ち上げるのがコツです。片方の手だけで持たず、できるだけ体に近づけて持ちましょう。
4.体重管理
体重が増えると腰への負担も大きくなります。バランスの良い食事と適度な運動で体重をコントロールすることが大切です。
5.ストレスをためない
精神的な緊張や不安も腰痛を悪化させます。十分な睡眠や気分転換を心がけ、心身のバランスを整えましょう。
〇受診の目安
腰痛が数週間以上続く場合、安静にしても改善しない場合、また足のしびれや力が入りにくい、排尿や排便に異常が出るといった症状を伴う場合は、早めに整形外科を受診してください。
問合せ:医療法人塩田記念病院
【電話】35-0099
