文化 中央区まちかど展示館めぐり(3)

中央区に息づく、江戸以来の老舗や地域のお祭りなど、多種多様な文化資源。
この魅力を皆さんに広く知っていただくため「まちかど展示館」を開設しています。

■佃まちかど展示館
～下町風情と一緒に楽しんで～
隅田川河口のまち、佃。まちのシンボルである朱色の欄干の佃小橋を渡った先に『佃まちかど展示館』がみえてきます。
数ある展示物の中でまず目を惹くのは「千貫神輿(せんがんみこし)」。昭和34年に住吉講へ移譲前、躯体(くたい)の巨大さゆえ、祭りの最中に「200人ものけが人を出した」という逸話も。3年に一度の住吉神社の例大祭でこの神輿とともにかつて担がれていたのが、2対の獅子頭「龍虎」と「黒駒」。文政年間作といわれ、中央区有形民俗文化財に指定されています。その他、240年前の複製古地図や佃例祭・盆踊り・まち並みの写真が展示され地域の歴史・文化を知ることができます。
まちかど展示館はもちろん、情緒あるまち並など、佃には見所がいっぱい。帰りがけに佃煮屋や漆芸店、路地裏をのぞいてみてはいかがでしょうか。
◎獅子頭の展示は、三が日および住吉神社例祭の陰祭りを除き、パネル展示となります。

開館日・時間：常時開館
住所：佃1-2-10先
最寄り駅：月島駅6番出口　徒歩5分

問合せ：文化・生涯学習課内
【電話】3546-5346