くらし 6月3日は「港区安全の日」です

■港区安全の日について
平成18年6月3日、区民向け住宅シティハイツ竹芝で、エレベーターの扉が開いたまま上昇する事故が発生し、当時16歳の高校生が亡くなりました。区は、エレベーター事故の風化防止と安全・安心を最優先していくという区の姿勢が今後も変わらないことを示すため、平成30年に、事故が発生した6月3日を「港区安全の日」と定めました。

■エレベーター等の安全対策についての区の取り組み
(1)戸開走行保護装置について
区は、区有施設エレベーターに戸開走行保護装置の設置を進めています。対象となる103台のうち、令和6年度末現在で102台への設置が完了しています。民間施設等での設置状況は、令和5年度末現在、東京都平均が38.3パーセント、港区が38.4パーセントです(国土交通省調べ)。

(2)区有施設の安全対策の強化について
毎年、施設管理を担当する職員が、区有施設安全総点検を行い、修繕等の対応を行っています。
また、エレベーター事故のご遺族が講師を務める新任職員研修を、令和6年度も実施しました。

(3)安全の碑の設置について
「6.3安全な社会づくりを目指して」講演会開催のお知らせ区は、区職員や区役所を訪れる人が、命の尊さと施設の安全の重要性について考えるきっかけになるよう、区役所本庁舎正面入口横に、安全の碑を設置し、3月23日に除幕式を行いました。

◆「6.3安全な社会づくりを目指して」講演会開催のお知らせ
対象:どなたでも
とき:6月3日(火)
ところ:障害保健福祉センター
献花:午後1時~8時30分
講演:午後6時~8時
講演講師:柳田邦男氏(ノンフィクション作家)
定員:250人(会場先着順)
費用:無料
主催:赤とんぼの会、港区

問い合わせ:防災課施設安全担当
【電話】3578-2158