- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都新宿区
- 広報紙名 : 広報新宿 令和7年11月15日号(第2517号)
区長 吉住(よしずみ)健一(けんいち)
・11月26日(水)まで、東京2025デフリンピックが開催されています。デフリンピックは、4年に1度開催される、きこえない・きこえにくい方の国際的なスポーツ大会です。今大会で100周年を迎え、日本では初開催となる記念すべき大会です。競技中は、スタートの合図を光で知らせたり、審判の笛の代わりにフラッグを大きく振って使うなど、選手が視覚等で状況を把握できる工夫が施されています。先月、デフサッカー日本代表の岩渕(いわぶち)亜依(あい)選手が区役所を訪問し、大会への意気込みを語ってくれました。広報新宿11月5日号では、岩渕選手と陸上競技に出場する山田(やまだ)真樹(まき)選手のインタビュー記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。この機会に手話言語を覚えて、世界の舞台に挑む選手たちに、熱いサインエールを送りましょう。
・2015年、区は、ゴジラに特別住民票を交付し新宿観光特使に任命しました。映画の中で新宿のまちをたびたび襲撃したゴジラですが、観光特使として、区の魅力を国内外に発信してくれています。新宿東宝ビルのゴジラヘッドやビル入り口付近のマンホール、新宿三丁目のゴジラ・ストアTokyoなど、区内のさまざまな場所でゴジラに出会うことができます。12月13日(土)には、シネシティ広場で新宿観光特使任命10周年の記念イベントを開催します。ゴジラへの思いを語るトークショーや過去作品の予告映像の放映など、見どころ満載です。また、シネシティ広場と特別出張所で「ゴジラ新宿観光特使10周年記念カード」を配布し、周辺のお店で提示するとノベルティがもらえるキャンペーンも実施します。ぜひ、ご参加ください
・建て替え工事を進めていた牛込保健センター等複合施設が、11月にリニューアルオープンしました。ユニバーサルデザインを取り入れた設計に加え、環境負荷を抑える最新設備を導入し、区として初のZEB Ready認証を取得しました。新施設には、障害者の生活を支える新宿生活実習所や地域の保育ニーズに応える弁天町保育園、高齢者やご家族の相談に応じる榎町高齢者総合相談センター、ボランティア活動の相談・支援等を行う新宿社協榎町ボランティアコーナーのほか、地域の保健衛生の中心機関の牛込保健センターが整備されています。地域の皆さんの健康と暮らしを支える拠点として、多くの方に親しまれる施設となるよう取り組んでまいります。
