くらし 渋谷駅中心地区の大規模再開発は最終段階へ

渋谷駅と、駅を中心とした歩行者ネットワークは快適な歩行空間に生まれ変わります

◆令和12(2030)年度概成 駅、施設、広場、通路の整備を同時進行する、100年に一度と称される大規模再開発プロジェクト
渋谷駅とその周辺は、JR山手線・埼京線と東京メトロ銀座線が立体交差し、建物とプラットホームが一体となっている複雑な環境・構造をしています。また、豪雨や地震により甚大な被害が発生する恐れがあるなど、多くの課題がありました。
こうした課題の解決に向けて、老朽化した駅施設の機能更新と再編を進める中で、JR埼京線や東京メトロ銀座線のプラットホーム移設、豪雨対策として雨水貯留施設設置、東口地下広場や渋谷川の整備などを実施してきました。引き続き、利便性向上のために快適な広場空間と歩行者動線を再編し、防災性・安全性を強化する都市基盤整備を安全かつ効率的に進めていきます。

◇渋谷駅を取り巻く環境
・鉄道4社9路線が乗り入れ
・乗車人数は1日あたり約140万人(6年版渋谷区勢概要より)
・地下5階~地上3階の多層構造
・すり鉢状の谷地形
・鉄道、道路、川による歩行者動線の分断

◆広場空間と歩行者ネットワークが段階的に完成していきます
起伏、分断、混雑などの課題を解消
世界有数の大規模なターミナル駅としての機能を止めることなく、利便性向上と防災性・回遊性を強化した基盤を整備し、巡り歩いて楽しめるまちづくりを推進しています。

◇広場空間
・歩行者動線の拡充
・滞留空間の拡充
東口広場
東口地下広場
ハチ公広場

◇歩行者ネットワーク
・まちの分断解消
・高低差も移動しやすく
アーバン・コア
東口4階スカイウェイ(仮称)
北側自由通路
南口北側自由通路

※本紙2・3ページでは、渋谷駅周辺の大規模再開発に関するインタビューを掲載しています。

掲載内容・画像は6月9日時点の計画・イメージです。計画により、今後変更になる可能性があります。

問合せ:渋谷駅中心五街区課基盤整備係
【電話】03-3463-2945【FAX】03-5458-4918