- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都豊島区
- 広報紙名 : 広報としま 令和7年9月1日号(特集版)
ふるさと納税により区の財源が失われています
●ふるさと納税とは
生まれ育った故郷や応援したい地域を選び寄附する制度で、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税や住民税から控除されます。近年は自治体間における返礼品競争が激化し、市場規模も年々拡大しています。区民の皆さんが、ふるさと納税を利用することによって、本来、豊島区民に使われるべき税金が、令和7年度では約29億円流出しており、豊島区の収入が年々減少しています。
●累計流出額
165億円
ふるさと納税では、ほとんどの自治体が国から減収補填されますが、豊島区には国による減収補填がないため、純粋に累計165億円の減収となっています。
●累計流出額165億円を区の事業に換算すると
学校改築2校分
保育園の運営1年分
ごみ収集・運搬・処理3年分
道路・公園の維持管理7年分
問合せ:財政課【電話】03-4566-2521