イベント 郷土博物館リニューアルオープンを記念して

■区の文化遺産調査などでご尽力いただいている武蔵野美術大学 玉蟲敏子(たまむしさとこ)教授からのメッセージ
江戸時代後期に活躍した琳派(りんぱ)絵師・村越其栄(むらこしきえい)と、子・向栄(こうえい)が、現在の足立区に定住していた記録が残っており、さらには美術品を購入した商人の住まいもわかっています。絵を描く人、それを求める人、納めた場所(神社など)、これらの要素が有機的な地域のつながりとして分断されずに残っているのです。貴重な文化の継承のすがたが足立区で確認できたことは、大変素晴らしいことだと思います。
リニューアル後の郷土博物館は、美術はもちろん区の歴史や民俗など分野ごとにストーリー仕立てでまとめられていて、とてもわかりやすい構成になっています。ぜひ、いらしてください。

武蔵野美術大学 玉蟲敏子教授
「琳派」を主とした日本美術史の研究者。その業績が認められ、平成30年に紫綬褒章を受章。区の文化遺産調査にも携わる

■今後も魅力あふれる展示が目白押し
◇令和7年10月21日から8年1月11日
特別展「千住宿400年」
館全体で大規模な展示を行います。

◇令和8年2月14日から4月12日
「千住・足立の文化遺産展 後期」
現在開催中の企画展「香りたつ琳派の美」の後半です!

■新グッズが登場!
リニューアルオープンを記念して、オリジナルデザインの新グッズが登場。来館記念にぜひお買い求めください!
・人気No.1!Tシャツ(1,500円)
・手ぬぐい(2,000円)
・マグネット(400円)
・マスキングテープ(600円)
※価格は税込み。在庫状況により、品切れとなる場合があります。

問い合わせ先:郷土博物館
【電話】03-3620-9393