健康 9月24日~30日は結核・呼吸器感染症予防週間

結核や、新型コロナウイルス感染症などの呼吸器感染症について正しい知識を身に付け、予防に取り組みましょう。

■どんな病気?
▽結核
結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。たんに結核菌がいる患者さんが咳やくしゃみをしたときに結核菌が空気中に飛び散り、それを直接吸い込むことで感染します。
結核の症状(咳、たん、微熱、体のだるさなど)は、初期には目立たないことが多く、特に高齢者は気付かないうちに進行してしまうことがあります。

▽呼吸器感染症
呼吸器感染症には、新型コロナウイルス感染症、季節性インフルエンザ、RSウイルス感染症、百日咳、マイコプラズマ肺炎、細菌性肺炎などがあります。呼吸器感染症の多くは、感染した人の咳やくしゃみで飛んだ病原体を含む飛沫を吸い込むことで感染します。
免疫力が低下した高齢者や肺の機能が未熟な乳幼児が感染すると、重症化することもあるので注意が必要です。

■予防・早期発見するためには
▽結核
・十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心掛ける
・咳やたんなどが2週間以上続く場合は、医療機関を受診する
※受診する前に医療機関へ必ず電話でご相談ください。
・定期健診(胸部レントゲン検査があるもの)を必ず受ける
結核は早期に発見できれば重症化や感染拡大を防ぐことができます。

▽呼吸器感染症
・十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心掛ける
・手洗いや手指消毒、マスクを着用するなどの咳エチケット、換気を行う
・加湿器や濡れタオルなどを活用して部屋の湿度を保ち、ウイルスの活発化を防ぐ
ワクチン接種で重症化を予防できる感染症もあります。

担当課:保健予防課
【電話】03-3602-1331