- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都江戸川区
- 広報紙名 : 広報えどがわ 令和7年4月1日号
■主な新規拡充事業 江戸川区は今年度このようなことに取り組みます
令和7年度予算について詳しくは区ホームページをご覧ください。
◆子育て・教育
▽ベビーシッターの利用支援の拡大〔23区初〕 2億3565万円
一時的な保育を目的としたベビーシッターの利用料について、区独自で補助する無償化の上限を年間16時間から50時間に拡大し、子育て世帯の時間的・経済的余裕を確保します。
▽学用品の公費購入 1億373万7千円
保護者の負担軽減やリユースの推進のため、区立小学校で共用可能な算数セットや粘土板、辞典などの学用品の一部を学校で購入し、配備します。
▽中学校におけるダンスの出前授業 618万8千円
生徒の体力と教員の指導力を向上させるため、区立中学校10校にプロダンサーを派遣し、出前授業を行います。
▽不登校児童・生徒のための支援員の配置〔区独自〕 1億1520万円
不登校傾向の児童・生徒の学校内における見守りや、登下校の付き添いなどを行う支援員を、小・中学校に順次配置します。
◆防犯・防災
▽画像解析AIを活用した迅速な住家被害判定〔都内初〕 1650万円
小・中学校、区施設などに設置する約200台の「防災用市街地カメラ」に画像解析AIを導入して、罹災(りさい)証明書の発行の際に必要となる住家被害調査を、大規模災害時でも迅速に行えるようにします。
▽自営通信網を用いたドローンによる情報収集〔全国初〕 1622万5千円
災害時に防災用高所・市街地カメラでは映せない死角や危険な場所の情報収集にドローンを使用し、通信障害が発生してもドローンからの画像や映像を送信できる自営の通信網をつくります。
▽大規模水害時の物資・救助用船外機付きボートの整備 1933万6千円
物資や救助の輸送力を高めるため、待避施設(小・中学校など)に配備している手こぎボートの一部を船外機付きのものに改修します。
▽防犯カメラの設置促進 4801万3千円
安全・安心なまちにするため、防犯カメラの未設置地域を中心に、町会・自治会を通じて防犯カメラの設置を進めていきます。
◆ともに生きる
▽就労が困難な方への就労支援の強化 7741万4千円
障害のある方や高齢の方、ひきこもり状態にある方など、就労が困難な方の就労を支援するため、みんなの就労センターの相談体制の強化や就労訓練を引き受ける事業所への助成を行います。
▽金魚文化の継承〔区独自〕 323万3千円
区が誇る金魚の養殖事業を将来に引き継いでいくため、養殖技術の継承を支援するとともに、就労が困難な方の働く機会をつくります。
▽重度障害児(者)のための水泳教室〔23区初〕 46万2千円
誰もが運動やスポーツを楽しめる環境をつくるため、重度障害のある方を対象とした水泳教室を総合体育館で行います。
▽区役所本庁舎のCO2排出量実質ゼロの取り組み〔23区初〕 6596万9千円
区役所本庁舎から排出されるCO2を実質ゼロとするため、水力発電由来の電力とカーボンオフセット※都市ガスを導入します。
※カーボンオフセット…都市ガスの燃焼によるCO2の排出を、他の取り組みで削減・吸収した分で相殺して、実質ゼロにすること。