くらし 特集 江戸川区の木

みどり豊かな江戸川区を形づくるものとして欠かせない「樹木」。木々はまちの景観や環境を良くし、私たちの生活にも彩りを与えてくれています。本特集では、江戸川区が誇る代表的な名木や、木にまつわる名所をご紹介します。

■ご存じですか!木がたくさんあるまち江戸川区
◇その1
区内の総樹木数はなんと713万本!
区民1人当たりでは10.3本!

◇その2
区内の街路樹数は6万本、23区内でトップクラス!

■国の天然記念物善養寺影向(ようごう)のマツ
場所:東小岩2-24-2(善養寺境内)
国の天然記念物に指定されたクロマツで、樹齢は600年以上といわれています。マツの高さは約8mですが、その枝張りは広く、東西約31m、南北約28mと日本一の繁茂面積を誇ります。秋には菊花大会が行われ、マツとキクの両方が楽しめます。

◇影向菊花大会
キクの美しさを競う大会で、展示・品評審査・販売が行われています。
開催期間:11月23日(祝)16時まで

■日本庭園に映える行船公園の紅葉
場所:北葛西3-2-1
四季折々の草花や自然に親しめる行船公園。園内にある平成庭園では、秋になると数奇屋(すきや)造りの「源心庵」と池の周りの木々の紅葉が合わさって、美しい景色が楽しめます。

■横たわる竜のように見える松本弁天臥竜(がりゅう)のマツ
場所:松本1-9-14(寿昌院(じゅしょういん)境内)
推定樹齢500年を誇るクロマツです。歴史的な書物である『葛西志(かさいし)』や『新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう)』に、「奇木」「珍(めづ)らかなる木」と記されたものに当たるといわれ、大正期の大風で幹が折れて地を這うような形となり、その姿から「臥竜のマツ」と呼ばれています。

■ファンの聖地ブイロクの木
場所:南葛西7-3-1(なぎさ公園内)
なぎさ公園の展望の丘には、アイドルグループV6の皆さんから贈られたオリーブの木が植えられています。
「ブイロクの木」と名付けられ、「未来のある子どもたちに、笑顔で仲間と力を合わせ、負けない心を持ってほしい」というメンバーの思いが込められています。

■圧巻の大きさ二之江神社のケヤキ
場所:江戸川6-44-1(二之江神社境内)
古川親水公園のほとり、二之江神社の境内にあるケヤキの古木です。樹周4.6m、高さ24m(平成19年5月当時)で、樹齢は500年以上といわれており、区内で最も大きなケヤキです。

問合せ:伝統産業係
【電話】03-5662-3462