- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都国立市
- 広報紙名 : くにたちの教育 令和7年12月5日号 第181号
■令和7年「読書週間」にあわせ、10月27日(月)~10月31日(金)の期間で【Book Menu】を提供しました
本に出てくる料理や食材をイメージした【Book Menu】で、小・中学生に給食時間を楽しんでもらいました。
【Book Menu】は、「好き嫌いなく、食べることが楽しくなる本」「食材や料理など、食への関心や感謝が育まれる本」を参考に、くにたち図書館の司書職員や学校司書教諭からもアドバイスをいただき、給食ステーション栄養士が考案しました。
小・中学生に人気のある本、懐かしい絵本などを選定。期間中は毎日異なった【Book Menu】の給食時間を過ごすことで、食べ物だけでなく本にも興味をもってもらい、本と触れ合うきっかけになればという願いを込めて給食を作りました。
■KUNITACHI給食EXPO2025「給食で世界の食文化に触れる」
大阪・関西万博に合わせて4月から10月まで、「KUNITACHI給食EXPO2025」を開催しました。万博でのいろいろな国のパビリオンを思い描きながら楽しんでもらえるよう、アメリカ、カナダ、ベトナムなど世界10か国の料理をお届けしました。
閉幕を迎えた10月には、【ありがとう!大阪・関西万博メニュー】として、だしをきかせたうどんや、お好み焼きをイメージした献立としました。
■くにたちの地元食材を使っています!
市立小・中学校の給食では、国立市内でとれた新鮮でおいしい野菜やお米を使っています。地元で大切に育てられたものを給食に取り入れることによって、旬のものを新鮮な状態でおいしく食べることができます。
また、身近にある畑でとれることから、興味を持つきっかけとなります。
■小学6年生・中学3年生の思い出リクエスト給食が三学期の給食に登場!
給食ステーションでは、毎年小学校6年生と中学校3年生を対象に「卒業までにもう一度食べたい給食」についてアンケート調査を行い、各学校やクラスで人気があった献立を三学期(1月~3月)の給食に取り入れています。
卒業生にとって、残り少ない給食時間を楽しんでもらい、学校給食が素敵な思い出となるよう、願いを込めて、給食をお届けします。
三学期の給食もお楽しみに。
■KAMU COME Kitchen学校給食試食付き食育事業報告
●もうすぐ1年生の小学校給食試食会
10月の各小学校就学時健診日に全8回開催し、114名の方々が参加してくださいました。参加者の皆様からは、好評のご意見をいただきました。
▽ご参加された方の感想
・職員さんの対応や説明が丁寧で調理室や試食の部屋も清潔で安心感があった。
・安心して小学校での給食を子どもに楽しんでもらえると思うことができた。
・完食できたので子どもの自信がついたようです。「給食温かいんだね」と嬉しそうでした。
・偏食の息子もパクパク食べていて少し安心しました。
・とても素晴らしい取り組みだと感じました。
●フレイル予防講座
11月に「さあ、にぎやかにいただく」の10食品群をテーマに、管理栄養士による低栄養にならないための講話を行いました。17名の市民のみなさまが参加してくださいました
▽ご参加された方の感想
・わかりやすかった。
・できるだけ数多くの食材を使って調理するようにします。
・「さあ、にぎやかにいただく」の10食品群に取り組んでみようかと思う。
・長年身についた食生活を少しずつでも変えていかないと。
・給食を生まれて初めて食べた。自分の塩分量の多さに気づきました。
●試食会は、イベント日以外でも受け付けています。ぜひ、小・中学校給食を試食してみてください。多くの方のお申し込みをお待ちしています。
問合せ:食育推進・給食ステーション
【電話】572-4177
