くらし 知ってる?アイスランド! 第5号

■アイスランドは自然エネルギー100%!
東京2020オリンピック・パラリンピック大会を機に、多摩市はアイスランドのホストタウンとなりました。このシリーズ記事では、アイスランドの情報をさまざまなテーマでお届けします!
今回は、12面の「多摩エコ・フェスタ2025」の記事にちなんで、エコの話題を紹介します。

▽アイスランドは、自然エネルギーほぼ100%を達成しています!
国内の電力の約70%が地熱・約20%が水力で賄われています(令和5年時点)。
国土の多くを火山と氷河で占めるアイスランドは、火山が作り出す地熱エネルギーを積極的に発電に利用しています。地熱を活用した温泉や暖房システム・地熱発電所などが広く普及しており、一般家庭の暖房の90%以上が地熱を利用した温水暖房システムです。
アイスランドで人気の観光地の一つといえば、「ブルーラグーン」。世界最大級の露天風呂といわれるこの施設は、隣接する地熱発電所で発電するためにくみ上げた地下熱水を利用しています(ちなみに、アイスランドの地熱タービンの大半が日本製です!)。
市民の環境保護の意識も高く、家庭では幼少期から苔を大切にするよう言われ観光客にも踏まないようお知らせしたり、地中に一晩埋めて地熱でライ麦パンを焼き上げたり…。
身近なところから国策まで、アイスランドの環境保全・自然資源利用には、学ぶところがたくさんあります!

▽「アイスランド講演会 アイスランド×環境」in多摩エコ・フェスタ2025
3月2日(日)の「多摩エコ・フェスタ2025」で、駐日アイスランド大使による講演会を行うので、より詳しく知りたい方はぜひお越しください!
日時:3月2日(日)午後2時~4時
場所:パルテノン多摩市民ギャラリー
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問い合わせ:文化・生涯学習推進課
【電話】338-6882【FAX】371-3711