くらし 令和8年度 施政方針 活き活きと暮らしていけるマチづくり(4)

(4)福祉の充実
次に、福祉の充実についてであります。
複雑化・複合化する課題に対応するには、福祉制度の分野の枠を超えた支援体制の構築を進める必要があります。このため、介護、障害、子育て、生活困窮などの各分野の狭間で支援が届いていない方や、複雑な課題を抱える世帯に対して、複数の部署や専門機関が連携して支援する重層的支援体制整備事業を実施いたします。また、この事業の実施に伴い、調整役となる保健師の地域における保健活動を更に推進し、地域と行政とのつなぎ役である民生委員・児童委員などとの連携を強化してまいります。
生活困窮者への支援につきましては、関係機関と連携しながら、自立相談や住宅確保給付金の支給など、一人一人に寄り添った支援を継続してまいります。また、昨今の夏の暑さ対策としまして、生活保護世帯へのエアコン設置を支援してまいります。
障がい者支援につきましては、障がい者基幹相談支援センターを核とする相談支援体制の充実を図りながら、引き続き、障がい者への理解促進と差別解消に取り組んでまいります。
高齢者支援につきましては、生活の質の向上と介護予防につなげるため、新たに加齢性難聴の高齢者に補聴器購入費用の助成をいたします。また、リハビリテーション専門職などが短期間に集中して運動や口腔、栄養などの改善プログラムを提供し生活機能の改善を図る、通所型サービスCを引き続き実施してまいります。
健康の保持・増進につきましては、疾病の重症化予防などを目的とした高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業を継続してまいります。また、口腔機能の維持・向上のため、秋川歯科医師会の協力の下、新たに後期高齢者への歯科健康診査事業を実施いたします。
がん検診につきましては、あきる野市医師会や公立阿伎留医療センターの多大な御協力の下、胃内視鏡検査を胃がん検診に導入いたします。
予防接種につきましては、出産後における新生児や乳児の呼吸器感染症の重症化予防のため、定期接種として妊婦へのRSウイルスワクチンの接種を開始いたします。

(5)教育の充実
次に、教育の充実についてであります。
子どもたちには、多様な個性が尊重される中で自己の可能性を最大限に発揮し、自らの人生を切り拓く力をしっかり身に付けてもらう必要があります。
令和8年度は、GIGAスクール構想に基づき更新したタブレット端末などを最大限に生かし、生成AI等の導入やデジタルとリアルを融合した新しい学びを創造することで、個別最適な学びと協働的な学びを一層深化させてまいります。
外部施設を活用した水泳指導につきましては、実証実験の結果を踏まえ、前田小学校で本格実施いたします。さらに、実施校の拡大を見据えた取組も進めてまいります。
各学校におきましては、古き良き伝統・文化や地域の人々に触れる機会を重視し、家庭や地域などと連携し、郷土愛とふるさとあきる野に誇りを持った「あきる野っ子」を育成してまいります。
今後本格化する新学校給食センターの整備事業につきましては、日の出町との連携を更に強化して取り組んでまいります。
生涯学習の分野では、市民球場がプロ野球独立リーグへの初参戦を目指す東京レジデンシャル球団の本拠地として活用されることとなりました。その活動を支援することで、地域に根ざしたスポーツ振興や交流機会の創出に寄与してまいります。
具体的な教育関連の取組につきましては、後ほど教育長より述べさせていただきます。