子育て 将来の学校を考えよう!八丈町立学校適正規模・適正配置等審議会発足

■審議会を発足させた経緯
八丈町の将来における人口減少に伴う児童数の減少は、八丈町立学校の教育環境を維持していくための大きな課題となっています。
令和12年度以降、推計では島内全体の小学校1年生の入学者数は「30名ほど」になり、その後もさらに減少を続けることが予想されています。これにより現在の体制では、子どもたちがそれぞれの学校で「超少人数の中での学校生活」を過ごす可能性が出てきてしまいます。

また、学校施設の適正な維持に向けて、八丈町教育委員会では計画的に各学校の長寿命化改修工事を進めるため、令和元年度に「学校施設の長寿命化計画」を策定しました。計画に基づき、はじめに老朽化が著しい富士中学校の長寿命化改修工事を計画しましたが、改修工事期間が2か年に渡ること、その間にはプレハブの仮設校舎での運用が必要になることなど、子ども達の学習環境への悪影響が懸念されることから、建て替え案についても検討が必要です。これらに加え、給食センター施設の老朽化対策など、学校を含めた関係施設の改修にかかる財源確保についても大きな課題となります。

このような多くの課題を総合的に検討し、子どもたちにとって望ましい教育環境の実現に向けて、八丈町議会議員、教育委員、学校の先生、PTA代表の方などから構成される「八丈町立学校適正規模・適正配置等審議会」を令和6年度に発足させました。
これまで2回の審議会を開催し、学校教育のあり方を中心に検討を重ねているところです。

今後は、保護者や住民の方からもご意見をいただきながら、審議を進めていきたいと考えています。
7月頃に「将来の学校を考えるアンケート」を実施する予定ですのでご協力のほどよろしくお願いします。

問い合わせ:教育課庶務係
【電話】2-7071