くらし 神奈川発 新幹線ストーリー リニア時代の幕開けへ

神奈川県は実は新幹線と関わりが深い県です。
東海道新幹線の駅があることは周知のことと思いますが、昭和39(1964)年開業の東海道新幹線の試験運転にも関わっていました。そして現在はリニア中央新幹線の工事が進められています。

■日本で最初に新幹線の線路ができたのは…神奈川県
昭和37年6月、小田原市鴨宮から大磯の間(のち綾瀬間)に日本初の新幹線モデル線が開通しました。このモデル線では、新幹線の試験車を走らせていましたが、昭和38年3月には電車による当時の世界最高時速256kmが記録されました。その後、昭和39年10月の新幹線開業に向けて、このモデル線では何回も走行試験が行われました。
※「県央・湘南の環境と共生する都市づくりNEWS No.9」から引用

■県内で進む リニア中央新幹線事業
リニア中央新幹線は東京都から大阪市までの約438kmを日本独自の技術である超電導リニアによって結ぶ新たな新幹線です。現在、リニア中央新幹線の建設工事が各地で行われており、神奈川県でも相模原市緑区橋本にて神奈川県駅(仮称)の工事が本格化しています。

○ここがすごい!リニア中央新幹線
・東海道新幹線
開業当時(1964年)
東京ー大阪間:4時間
最高時速:210km

・リニア中央新幹線
東京ー大阪間:約1時間
最高時速:500km

上記記事に関する問合せ:
新幹線モデル線については県環境共生都市課【電話】045-210-6033【FAX】045-210-8879
リニア中央新幹線事業については県交通政策課【電話】045-210-6185【FAX】045-210-8879