県のたより 令和7年12月号
発行号の内容
-
文化
かながわの昭和100年 記憶の旅へ 令和8年に、昭和元年から起算して満100年を迎えます。昭和期の神奈川県は、関東大震災の復興から始まり、多くの方が犠牲となった戦災を経て、戦後には、飛躍的な経済発展を背景に人口が増加するなど、激動の時代を歩んできました。今日の魅力あふれる神奈川は、昭和の時代をたくましく生きた人々の努力や創意工夫が礎となって築かれています。「昭和100年」を迎えるこの機会に、かながわの昔を振り返りましょう。 ■昭和3...
-
くらし
知事メッセージ 昭和は多くの犠牲を払った先の大戦を経験した一方で、奇跡的な戦後復興により世界有数の経済大国へと発展を遂げた、激動の時代でした。 戦後の本県では、京浜工業地帯などに集積した企業群が日本経済の発展をリードする一方、深刻化した公害問題を住民、事業者、行政が協働して乗り越えるなど、常に課題を克服するプロセスを通じて、県民の皆さんの生活の質の向上を図ってきました。 また、県西部・県央部の地域住民の皆さんの絶...
-
くらし
水不足克服への挑戦・安定供給の実現 県には、主に県が管理する相模ダム・城山ダム・三保ダムと、国が管理する宮ケ瀬ダムがあり、これら四つのダムは「かながわの水がめ」として大きな役割を果たし、今も県民の生活と産業の発展を支えています。 神奈川の水源開発はふるさとを離れることになった地域の人々の理解と協力のもと、高度経済成長などによる人口の急増や産業の集積による水需要の増大を背景として、大きな水不足(渇水)を経験しながら行われてきました。 ...
-
文化
レトロ写真館 神奈川の歴史を写真で振り返ります。 ■昭和36(1961)年撮影 ○小田原城とゾウ シンボルとして多くの人に親しまれる 小田原城址公園にゾウがいた時代がありました。インドゾウのウメ子は、昭和25(1950)年の「小田原こども文化博覧会」の開催に合わせ、推定3歳の時にやってきました。平成21(2009)年、当時、国内最高齢の推定62歳で息を引き取るまで、小田原動物園のシンボルとして、多くの人に親しま...
-
くらし
【戦後80年】平和への祈り 未来へつなぐ 終戦から今年で80年を迎えました。昭和6(1931)年の満州事変後、首都に隣接する神奈川県は軍事的な要衝として、陸海軍の基地や軍需工場が多く設置されました。昭和20(1945)年に米軍の爆撃が本格化し、市街地が廃虚と化し、多くの人が犠牲になりました。 ここでは、県内の戦災当時の一部の様子を紹介するとともに、戦争の記憶を風化させないため、平和への思いを次世代へ語り継ぐことを目的とした県の取り組みを紹...
-
くらし
神奈川発 新幹線ストーリー リニア時代の幕開けへ 神奈川県は実は新幹線と関わりが深い県です。 東海道新幹線の駅があることは周知のことと思いますが、昭和39(1964)年開業の東海道新幹線の試験運転にも関わっていました。そして現在はリニア中央新幹線の工事が進められています。 ■日本で最初に新幹線の線路ができたのは…神奈川県 昭和37年6月、小田原市鴨宮から大磯の間(のち綾瀬間)に日本初の新幹線モデル線が開通しました。このモデル線では、新幹線の試験車...
-
イベント
かながわ謎解きクイズデジタルラリー 昔懐かしい「近現代レトロ」をテーマに、県内の魅力的な歴史、文化、自然を楽しみながら巡るデジタルラリー※を開催しています。県内各地のスポットでは謎解きか写真撮影のクエスト(課題)が出題されます。クエストをクリアすると、スタンプやポイントを獲得することができ、ポイント取得数に応じて賞品に応募できます。この機会に、県内各地に広がるさまざまな謎を解き明かし、神奈川の近現代の魅力を堪能する旅に出かけませんか...
-
文化
かながわ「昭和100年」つながる心、ともに未来へ 県は、昭和の社会状況や県民の暮らしを振り返り、当時の人々の思いを、世代を超えて多くの方につないでいくため、令和8年の年間を通じて、県立都市公園や県立図書館などで「昭和100年」をテーマにしたイベント等を実施します。この機会にぜひご参加ください。 ■PICK UP 昭和100年特別企画 旧吉田茂邸 特別庭園ガイド 昭和の名宰相 吉田茂 その庭園の魅力を知る ー事前申込不要ー 庭園設計者である中島健氏...
-
くらし
法人の県民税・事業税の超過課税を延長します 県は、これまで法人の皆さんに法人県民税・事業税について超過課税という特別なご負担をお願いし、その時々の行政課題に対応してきました。今後5年間もこの財源を有効に活用して、安全・安心の確保と経済の活性化を図っていきます。 延長後の適用期間:令和7年11月1日から令和12年10月31日までの間に終了する各事業年度分 上記期間の税収規模(見込み):約1,400億円 ■活用内容 ○経済対策の推進 ・生産性向...
-
くらし
ともいきバトン vol.74 今月は、神奈川県災害派遣福祉チーム(神奈川DWAT(ディーワット))チーム員の鈴木ようこさんに伺いました! ■災害時に誰ひとり取り残さない福祉を目指して 神奈川DWATは、災害時に高齢者や障がい者、子どもなどの配慮が必要な方々のニーズを伺い、避難生活における生活機能の低下防止を図りつつ、安定的な日常生活へ移行できるように福祉支援を行うチームです。令和6年能登半島地震では、石川県内において避難生活中...
-
しごと
公募委員の募集
-
くらし
今月のおしらせ Information~試験・募集 ■県民ホール再整備基本構想素案にご意見を 新たな県民ホールが目指すべき方向性や求められる機能等を整理した「神奈川県立県民ホール本館再整備基本構想素案」を作成しましたので、ご意見をお寄せください。基本構想素案は、HPや県政情報センター、各地域県政情報コーナー等でご覧いただけます。 意見の提出方法:HPか郵送、ファクスで12月10日〜1月12日に県文化課へ ※手話を撮影・録画したDVDの郵送も可 問合...
-
くらし
今月のおしらせ Information~お知らせ(1) ■障害者等用駐車区画利用証の交付 歩行が困難な方や、移動に配慮を必要とする障がい者や要介護高齢者、妊産婦等が駐車しやすくなるよう、「かながわ障害者等用駐車区画利用証制度」に基づく利用証を交付しています。 ※詳しくはHPか問合せ 問合せ:県地域福祉課 【電話】045-210-4804 ■防災冊子「神奈川防災」を配布しています 県内で想定される地震の被害や災害時に取るべき行動・事前の備えなどの情報のほ...
-
くらし
今月のおしらせ Information~お知らせ(2) ■県平塚合同庁舎の建て替えに伴う仮移転 同庁舎は建て替えのため、1月13日に次の住所に仮移転します。 仮移転後の住所:平塚市中里50-1(元県立平塚商業高校) ※詳しくはHPか問合せ 問合せ:県政策局総務室 【電話】045-285-0662 ■優生手術等を受けた方とそのご家族へ 県内在住で旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた方を対象に、補償金等支給の請求や相談を受け付けています。 請求期限:令和...
-
講座
今月のおしらせ Information~講座 ■かながわコミュニティカレッジ ○1・2月開講講座 (1)NPO・ボランティア団体の活動と運営(実務) (2)子どもシェルターのボランティア養成 場所: (1)オンライン開催 (2)かながわ県民センター 定員:各30人 申込期限: (1)1月8日 (2)1月17日 費用: (1)3600円 (2)4000円 ※詳しくはHPか問合せ 問合せ:同事務局 【電話】045-620-0743 ■障害者スポー...
-
イベント
今月のおしらせ Information~催し ■小児慢性特定疾病自立支援フォーラム 日程:1月11日(日)13時〜16時15分 場所:横浜情報文化センター(横浜市中区) 内容:かながわ移行期医療支援センターセンター長・今井富裕氏などによる講演、患者本人の体験談、意見交換等 定員:230人 ※オンライン配信あり 申込み:HPか電話で1月6日まで 問合せ:県子ども家庭課 【電話】045-210-4671 ■オープンキャンパス ○県立産業技術短期大...
-
文化
今月のおしらせ Information~施設情報 ■県立公文書館 ○収蔵資料展示「高札の時代」 期間:12月21日まで 内容:木の板に幕府や政府の法令等を記した高札の展示 問合せ:【電話】045-364-4461 休館日:月曜、12月28日〜1月4・13日 ■あーすぷらざ ○オードリー・ヘプバーン写真展 「AUDREY in Cinema」 期間:11月29日〜3月8日 内容:「ローマの休日」など出演した20の映画作品を中心とした写真展示 問合せ...
-
くらし
12月は「寄付月間」です 「寄付月間」をきっかけに地域で活躍するNPOや県への寄付をしてみませんか。皆さまのあたたかいご支援が活動や事業を支えています。 県が受け付けている寄付の一部を紹介します ■ふるさと納税を活用した寄付 かながわキンタロウ寄付金 ○NPO応援寄付 応援したいNPOを指定して寄付することができます。 問合せ:県NPO協働推進課 【電話】045-210-3703 ○「ともいき広場」クラウドファンディング ...
-
文化
かながわの遺跡展「あつまれ!! かながわのはにわ」 〔入場無料〕 県内で出土した埴輪を展示します。埴輪を通して古墳時代の人々の文化をご覧ください。 ■海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」 開催期間:12月18日(木)~1月25日(日) 開館時間:9時~17時15分(入館は16時45分まで) 休館日:12月29日~1月3日 所在地:海老名市国分南1-6-36 交通:相鉄線・小田急線 海老名駅から徒歩15分 ■横須賀市自然・人文博物館 開催期間:2月...
-
くらし
Instagram やってるよ! 神奈川県公式PRキャラクター かながわキンタロウ @kanagawa_kintaro
- 1/2
- 1
- 2
