子育て 市長だより

横浜市は、保護者の安心とともに、子どもたちが健やかに成長できるまちを目指すためのプロジェクト「おやこMore Smile Package+」を進めています。
これまで、保育園におむつを持参せずに登園できる仕組みや、学童保育での夏休み中のお昼ごはんの提供、スマホで学校との連絡ができる「すぐーる」や子育て関連の手続きができる「パマトコ」の導入などを進めてきました。日々の支度が少し楽になったり、子どもが「今日のお昼ごはん、おいしかったよ」と話したりと、親子の時間や会話が生まれるゆとりづくりを目指しています。
現在、「一時預かり」の取組も広げています。急な用事や冠婚葬祭が入ったとき、土日祝日の仕事や通院、出張などで遠方に出かけるとき、また「ひと息つきたい」ときにもご利用いただけます。
さらに、リズム体操や工作、科学実験、英語遊びなど、子どもたちが遊びながら学べる短時間預かりを、新たにスタートしました。子どもたちの「できた!」という喜びや、新しい友だちとの出会いを通して成長を感じられ、お迎えの時間には、「また行きたい!」と笑顔で話してくれる―そんな居場所づくりを進めています。
今後は、預かり施設の量と質の両面での充実を図るとともに、「パマトコ」で施設を横断的に検索できる仕組みを整え、より安心して利用できる環境を目指します。
一時預かりにとどまらず、「こんな場所があったらいいな」「こんな遊びがしたい」―そんな子どもたちの声や、市民の皆様の「こうなったらいいな」という思いを形にしてまいります。

横浜市長 山中竹春