くらし 20~30代も標的に!?新たな特殊詐欺の手口に注意!

区内で特殊詐欺の被害が増加しており、若い世代の人も被害に遭っています。詐欺の手口を理解して、被害に遭わないようにしましょう。

■区内で特殊詐欺の被害が増えています
発生件数 43件
対前年比 +35件

被害額 約1億5,500万円
対前年比 +約4,900万円

令和7年1月~7月:暫定値
出典:中原警察署ホームページ 事件発生状況

オレオレ詐欺(26件)、還付金詐欺(6件)、預貯金詐欺(5件)のほか、近年は、SNSを悪用した投資詐欺・ロマンス詐欺の被害が発生しています。
ロマンス詐欺:SNSなどで言葉巧みに恋人などのように振る舞い、金銭などをだまし取る詐欺

被害者の年齢層(神奈川県)
20代:95人
30代:113人
40代:72人
50代:99人
60代:193人
70代:280人
80代:490人
90代:39人

20代や30代の被害者も増加しています!
「20代」は20歳未満を、「90代」は100歳以上を含みます。
令和7年1月~7月 暫定値:1,381件
出典:神奈川県警察ホームページ 特殊詐欺の認知状況

■警察官をかたるオレオレ詐欺の被害が急増
それ、本物の警察官ですか?
[特徴]
・犯人は携帯電話にも電話をかけてくる。
・実在する警察署名(県内外を問わず)を名乗る。
・ビデオ電話を強要する。
・口座を調査するなどと言い、お金を振り込ませる。

◇詐欺の手口
ニセモノの警察官から連絡
SNSでの連絡を指示される

「あなたを逮捕する」
警察手帳や逮捕状などの画像が送信される

「口座にお金を振り込んでください」
金銭を支払うよう要求される

被害発生!

◇こんなキーワードに注意!
あなたが詐欺に加担している可能性がある
調査に協力すれば逮捕しない

■見破るポイント
ホンモノの警察官は、
・電話で捜査対象となっているなどと伝えることはありません。
・SNSで連絡をすることはありません。
・警察手帳や逮捕状の画像を送ることはありません。
・個人のスマートフォンに突然ビデオ電話をすることはありません。

■怪しいなと思ったら
・犯人は国際電話(+1○○や+44○○などから始まる番号)を使用することが多いので、電話に出ない、かけ直さない。
・公共機関の名前を出されても、すぐに信用しない。
・落ち着いて、電話を切って、最寄りの警察署に相談する。

■安全安心な暮らしを助ける防犯アプリで最新の防犯情報を
◇かわさき防犯アプリ(みんパト)
市内の事件などの情報をお知らせするアプリです。ダウンロード方法など詳細は市ホームページで。

◇神奈川県警察公式アプリ(かながわポリス)
不審者情報、犯罪情報などを配信しています。問題形式の交通安全ルール学習機能なども。住んでいる地域を登録して各種防犯情報を確認しましょう。

アプリのダウンロードは紙面の二次元コードから

問い合わせ:
中原警察署【電話】044-722-0110
区役所危機管理担当【電話】044-744-3162【FAX】044-744-3346