- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県川崎市高津区
- 広報紙名 : かわさき市政だより 高津区版 2025年5月号
地域でも! ひとりでも! 脱炭素行動!
溝口地域がモデル地区となっている脱炭素に関する取り組みの「脱炭素アクションみぞのくち」が始動して約5年が経過しました。
2050年の脱炭素社会の実現に向け、中間目標地点としている2030年まで残り5年です。脱炭素社会の実現には一人一人の環境にやさしい取り組みが必要です。今回は、手軽にできる取り組みを紹介します。あなたも始めてみませんか。
■2050年脱炭素社会の実現に向けて
・2020年 脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を策定し、2030年に向けた取り組みの一つとして、『脱炭素アクションみぞのくち』を開始。
・2025年(現在)
・2030年 溝口地区の脱炭素化を目指す
2030年に向けた脱炭素にかかる創出事業の実施と展開を進める。
・2050年 脱炭素化社会の実現
溝口地区の取り組みを全市に波及
技術革新も活用
■地域の学校でも脱炭素や気候変動を意識した取り組みが加速しています!
久本小学校では気候変動に向けた取り組みをしています。エコシティたかつ推進事業の中で、流域治水ガーデン(レインガーデン)の整備を進めています。令和6年度には市制100周年記念事業として区内小学校と区役所が一緒に取り組んでいます。
末長小学校では、東京ガス株式会社と連携し、脱炭素化に向けた環境・エネルギー 教育(「みんなでエネチャレ」)を行いました。児童たちは1人1台端末(GIGA 端末) を活用し、出前授業で身近なエネルギーを知った後、自分の家庭でのエネルギー消費を分析したり、脱炭素について家庭で続けられる取り組みを探しました。
■たとえばこんなことでも脱炭素!
ペットボトル1本買う本数を減らすと119gのCO2削減に! 区役所などの施設に給水スポットが設置されています。
市内給水スポットは市ホームページで
春のお出かけや活動にピッタリ!
車移動を自転車にすると1kmあたり130gのCO2削減に! 春のおでかけは自転車で。区役所にはシェアサイクルも(要登録)。
■もっと大きな枠組みで脱炭素!
脱炭素アクションみぞのくちの取り組みを推進する会員企業・団体は、この5年間で60を超えました。それぞれ新しい技術の導入や取り組みを行い、成果を上げています。今年2月には、誰でも参加できる会員企業・団体の取り組み紹介と交流会を実施し、業種や地域を超えた情報共有やネットワークづくりを行いました。
問い合わせ:区役所企画課
【電話】044-861-3131【FAX】044-861-3103