くらし ハチが巣を作る季節になりました

4月~6月は、ハチが巣を作り始める時期になります。ハチは恐ろしい害虫だと思われがちですが、植物の受粉を助け、蚊やハエ、毛虫を食べてくれる益虫でもあります。
玄関付近や通り道など人の生活に近い場所に巣が作られた場合は、初夏の頃までの小さな巣のうちに駆除を検討するとよいでしょう。

■ハチの巣の種類と見分け方
◆アシナガバチ
おわんを逆さにしたような半円形または平たい形で、たくさんの巣穴が見えます。

◆スズメバチ
▽初期(春)の巣(大きさ:5~10cm)
5月頃見られる一輪挿しのような形の巣。この時期は女王バチ1匹で巣を作っており、比較的駆除がしやすい時期になります。働きバチが羽化すると徐々に球状の巣になります。

▽後期(夏~秋)の巣(大きさ:25cm~)
夏から秋にかけて見られるマーブル模様で球状や楕円形の大きな巣。この時期は攻撃性も高いので専門家による駆除を勧めています。

■雨風をしのげる場所に巣を作ります
軒下
庭の樹木の中、植え込み
天井裏
戸袋の中
物置

■駆除の相談
区役所では、ハチの駆除方法、防護服の貸出し、神奈川県ペストコントロール協会の案内をしております。市ではハチの駆除は行っていません。

問い合わせ:区役所衛生課
【電話】044-861-3321【FAX】044-861-3308