くらし 地震への備え、それって本当に十分ですか?~「もしも」は突然やってくる

地震はいつ起こるかわかりません。大きな地震が起きると、電気・ガス・水道などのライフラインが止まり、道路が損傷すれば物流も途絶えるなど、生活が大変不便になることが予想されます。自分や大切な家族の命や生活を守るために、日頃からの備えが大切です。

■もしも大地震が発生したら
◇「在宅避難」を知っていますか?
自宅の建物が無事で、生活を続けられる状況であれば、避難所などに行かず自宅で過ごすことができ、これを「在宅避難」と言います。
住み慣れた自宅で、家族やペットと一緒に過ごし、プライバシーや感染症などのストレスの少ない避難生活が送れるよう、日頃から食料・生活用品などの備蓄、家具の転倒防止対策などを行い、自宅を一番の避難所にしておきましょう。

「在宅版・備える。かわさき」も確認してください!紙面の二次元コードから

◇麻生区流おうちキャンプで実践!
各家庭で実践できるコンテンツをまとめています。
区ホームページ、区YouTubeはいずれも紙面の二次元コードから

■麻生区の皆さんに聞きました
“何もしていない”は15.3%
6年度麻生区区民アンケートでは、日用品などは半分以上の人が備蓄していた一方、3日分以上の携帯トイレを備蓄している人は26.5%、特に何もしていない人は15.3%という結果でした。

Q 地震や風水害などの災害に備えて、家庭内で備蓄しているものはありますか。
日用品:56.2%
トイレットペーパー:53.1%
3日分以上の飲料水:51.8%
3日分以上の食料:43.7%
衛生用品:38.0%
常備薬:33.4%
3日分以上の携帯トイレ:26.5%
特に何もしていない:15.3%
その他:1.1%
無回答:1.8%

区民アンケート結果の詳細は紙面の二次元コードから

■もしもトイレが使えなくなったら
大きな震災に見舞われると、断水や配管の破損などにより自宅のトイレで水が流せなくなってしまうこともあります。
また、水が流せたとしても、排水管の状態によっては、途中であふれてしまうこともあるため、携帯トイレの準備が大切です。
携帯トイレは、1人あたり1日5個×家族分×最低3日(できれば7日)分備え、使い方もチェックしておきましょう。

◇携帯トイレとは?
・既存の洋式便器などにつけて使用する便袋です。
・同封された凝固剤を使用することで使用後に普通ごみとして出すことができます。

「トイレは誰もが我慢できないもの。
携帯トイレは日常生活で使うことはないからこそ、もしもの備えが必要です。大型スーパー、ホームセンターなどで買うことができます。」
もしもの備え広報キャラクター・モシモ

■新百合ヶ丘駅前で啓発・体験訓練に参加しよう!~今年も「備えるフェスタ」と合同開催!~区総合防災訓練
防災啓発や体験を通じ、日常の中の当たり前の習慣として「備えなくても備えちゃう」新たなライフスタイルや防災情報の収集方法を紹介します。親子で楽しめる防災ゲーム、特殊車両の展示や実演など防災を学べるこの機会に、ぜひ参加してください!
※「備えるフェスタ」の詳細は市版9面に掲載しています。
日時:12月6日土曜午前10時~午後3時
場所:新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキ、ミズノフットサルプラザ新百合ヶ丘(新百合ヶ丘駅徒歩5分)

問い合わせ:区役所危機管理担当
【電話】044-965-5172【FAX】044-965-5201