くらし よこすか名鑑

■新春座談会の聞き手を務めた
NPO法人あかり
森田 佳重(よしえ)理事長

◇横須賀から全国へ 心の健康を支えるリカバリーカレッジ
森田さんは、横須賀市の健康部長として、市民の暮らしと健康を支えてきました。定年退職後にはNPO法人「あかり」を設立し、地域の皆さんの心身の健康促進や福祉向上を目的に、多彩な支援プログラムを展開。医療や福祉、介護の連携を促進し、地域に根差した活動で厚い信頼を得ています。また、障害者支援にも熱心に携わり、成年後見制度の活用や、チームで継続した支援ができる法人後見を推進しています。
健康部長時代には、新型コロナウイルスの危機に直面。市民の命を守るため、第一線で最善を尽くしてきました。
先の見えない、多忙な日々の中で、心身の不調に悩まされる場面も多かったという森田さん。「心の健康を取り戻せたのは、リカバリーカレッジとの出会いだった」と振り返ります。
「講座に参加するたびに元気になれた」ことで、コロナ禍を乗り切ることができたといいます。そんな自身の経験から、ポストコロナの時代に生じるさまざまな心の不調をサポートするため、県内初の「リカバリーカレッジ」を開講しました。
NPO法人「あかり」では、対面でクラスを開設。多くの参加者が心の健康を取り戻し、その中から講師として地域に貢献する人も生まれているといいます。
地域のさまざまな場でリカバリーカレッジを広げ「横須賀市を元気にすること」が目標。
健康づくりの担い手として走り続ける森田さんは「横須賀を起点に、その輪を全国に広げていきたい」と、未来を見据えています。

■リカバリーカレッジとは
精神的困難などを経験した当事者と専門職、家族、地域住民が「共同創造」の理念のもとに学び合い、治療ではなく「自分らしい人生の再構築(リカバリー)」を主体的に目指す教育的な場。

◇NPO法人あかりHP
※本紙二次元コードよりご覧ください。