- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県小田原市
- 広報紙名 : 広報小田原 令和7年12月号 第1280号
昨今の物価高騰などの社会情勢の変化による管理経費の増大や、将来的な施設の設備更新、展示リニューアルなどを見込み、令和8年3月1日日曜日より、小田原城天守閣、常盤木門展示室(SAMURAI館)および小田原城歴史見聞館(NINJA館)の入館料を改定します。
来場の皆さんに満足いただけるよう、より一層のサービス向上に努めていきます。
◆入館料の改定で、市民の皆さんがちょっとお得に
改定後の料金区分では、左表のとおり「市民」と「市民以外の人」を設けます。これまで、小田原城天守閣とSAMURAI館に入館するには「2館共通券」(610円)が必要でしたが、小田原城天守閣の入館料だけで、SAMURAI館にも入館できるようになります。
さらに、市民(15歳以上)はこれまでよりも110円安く、ワンコインで両館の入館が可能となります。
◆新料金表
《小田原城天守閣》
区分|金額
個人(1人当たり)
市民15歳以上(中学生を除く)500円
市民小・中学生200円
市民以外の人15歳以上(中学生を除く)1000円
市民以外の人小・中学生300円
《常盤木門展示室(SAMURAI館)》
区分|金額
個人(1人当たり)
市民15歳以上(中学生を除く)200円
市民小・中学生50円
市民以外の人15歳以上(中学生を除く)300円
市民以外の人小・中学生100円
《小田原城歴史見聞館(NINJA館)》
区分|金額
個人(1人当たり)
市民15歳以上(中学生を除く)300円
市民小・中学生100円
市民以外の人15歳以上(中学生を除く)500円
市民以外の人小・中学生200円
◆特別無料期間「小田原城天守閣市民優待デー」
市民の皆さんに、小田原城への愛着と歴史への関心を高めてもらうため、市制記念日(12月20日)にちなみ、12月19日金曜日から30日火曜日までの間、市民を対象に、天守閣に無料で入館できるキャンペーンを実施します。
天守閣入口の入館券販売所で、住所が確認できる身分証明書の提示で入館が可能です。ぜひ、このお得な期間にご来館ください。
※SAMURAI館とNINJA館は対象外です。
◆市民の確認について
住所が記載された、公的機関などが発行した身分証明書をご提示ください。
例 運転免許証、マイナンバーカード、学生証など
※小・中学生は、生徒手帳の提示や学校名の申し出などにより入館が可能です。
なお、保護者と同行の場合は、保護者の身分証のみで入館が可能です。
※高校生・大学生で、学生証に住所の記載がない場合、氏名および住所が記載された郵便物などを一緒にお持ちください。
◆歴史の舞台を知ろう―侍と忍者の世界へ―
《両館のご案内》
〈開館時間〉
午前9時~午後5時(最終入館:午後4時30分)
〈休館日〉
12月10日水曜日・31日水曜日、1月1日祝日
※天守閣は1月1日開館。
《常盤木門展示室(SAMURAI館)》
〈天守閣の入場券があれば無料で入館可能に!(令和8年3月1日~)〉
平成28年にリニューアルオープンし、武士の精神性や武具の美術性にスポットを当てた展示を行っています。日本甲冑(かっちゅう)武具研究保存会の協力を得て、普段は見ることができない、個人がコレクションしている甲冑などの武具の優品を中心に展示しており、およそ半年ごとに展示替えを行っています。
また、海外からの観光客も含め、皆さんに楽しんでいただけるよう、音と映像のみで表現したプロジェクションマッピング「花伐(う)つ鎧(よろい)」も見どころです。
本小札襷文色々威(ほんこざねたすきもんいろいろおどし)丸胴(まるどう)(江戸時代前期)
鉄錆地三十二間(てつさびじさんじゅうにけん)阿古陀形筋兜(あこだなりすじかぶと)(江戸時代前期)
プロジェクションマッピング「花伐つ鎧」
《小田原城歴史見聞館(NINJA館)》
〈その魅力を、いま改めて〉
小田原北条氏に仕えたとされる風魔忍者をテーマとした、体験型展示施設です。小田原城や忍者の歴史に触れながら、楽しく忍者体験をすることができます。
水術体験
【WEB ID】P40341
問い合わせ:小田原城総合管理事務所
【電話】0465-23-1373
