くらし 市民リポーターが活動を紹介 あつぎびより

市民リポーター
高井 智子さん

■厚木のシクラメンで彩りを
12月に最盛期を迎えたシクラメンを育てる市内の農園に潜入し、花の手入れなどの作業を体験してきました。
シクラメンは、種を植えてから出荷するまでに13カ月もかかります。農園では、約1万鉢を7人のスタッフで育て、きれいな花を咲かせるまで温度管理や病気の予防などを全て手作業で続けています。腰にサポーターを巻きながら、鉢を一つ一つ確認する姿に、栽培の大変さやこだわりを強く感じました。
手間をかけて育てられたシクラメンは品質が高く、家でも手入れをすれば5月まで楽しめるそうです。「花は手をかけた分、しっかり応えてくれるから素直で分かりやすい」と話す農園の方の笑顔から、花への深い愛情を感じました。私も思いが込められた厚木のシクラメンを部屋に飾りたいと思います。