しごと 【Zoom Up】市内での就職を後押し 医療現場の人材確保へ

全国的な高齢化の影響で、医療や福祉サービスの需要が高まっています。市ではサービスの担い手である看護職を確保するため、市内での就職や復職を支援。安心・安全で充実した医療の提供につなげていきます。

65歳以上の人口は2030年に全体の30%を超えるといわれ、医療への負担増が問題視されています。担い手の確保に向けた対策が求められる中、市では助成制度や就職相談会などを実施。看護職の市内での就労を後押ししています。

●助成や相談会で就職を支援
18年度から設けている三つの助成制度では、看護師や保健師、歯科衛生士など、専門知識や資格を持つ方の就職をサポート。奨学金返済や転入、復職に対して助成金を交付しています(下記参照)。24年度までに767人が制度を利用し、市内の病院に就職しました。
奨学金返済助成金を利用して市内の病院で働く看護師は「病院内のポスターを見て制度を知った。生活をしながら奨学金を返済していくのが大変な時もあるので、一部を支援してもらえるのはありがたい。今後も患者さんのために働いていきたい」と話します。
「子育てしながら働けるか不安」「現場の様子を知りたい」などといった働き手の不安を解消するため、市内や愛川町、清川村の病院と合同で年に1回の就職相談会も開催。現場で働く看護師から話を聴ける機会を設けています(下記参照)。

●安定したサービスを
医療現場と同様に負担が増大している介護や障害福祉サービスの分野でも、担い手の確保を進めています。復職を目指す有資格者や転入者への助成金の交付に加え、介護資格の取得費用や事業所での研修費などを補助しています(下記参照)。
今後も医療・福祉サービスを維持するため、働き手の確保や働きやすい環境づくりに取り組んでいきます。

◆看護・介護職への助成
○転入奨励助成金
最大20万円
対象:
(1)市内医療機関や介護・障害福祉サービス事業所に就職または勤務する看護師・歯科衛生士・介護福祉士・社会福祉士など
(2)市外から市内に転入
―の全てを満たす方

○復職等奨励助成金
最大20万円
対象:市内在住で、市内医療機関や介護・障害福祉サービス事業所に復職する看護師・歯科衛生士・介護福祉士・社会福祉士など

○奨学金返済助成金[医療機関勤務者のみ]
最大20万円(最長3年間)
対象:市内在住で
(1)採用後3年未満の市内医療機関に勤務する看護師・歯科衛生士・介護福祉士・社会福祉士など
(2)奨学金を利用して資格を取得し返済中
―の全てを満たす方

問合せ:
健康医療課【電話】225-2174(医療機関のこと)
介護福祉課【電話】225-2240(介護保険のこと)
障がい福祉課【電話】225-2225(障がい福祉のこと)

■厚木地区の病院で働きませんか
○あつぎ地区 看護職合同就職相談会
厚木市・愛川町・清川村の13病院が、無料の就職相談会を開催します。
日時:3月7日 12時30分~15時30分
会場:あつぎ市民交流プラザ
内容:病院による働き方などの説明会
対象:看護職を目指す方や就職したい方、休職中で職場復帰を考えている方
申込み:不要。

問合せ:健康医療課
【電話】225-2174

○看護職復職支援研修
厚木市・愛川町・清川村の病院で、復職・再就職を希望する方のための研修を無料で実施しています。
会場:市内・愛川町・清川村の病院
内容:基礎知識や技術の学び直し、最新の医療技術習得のための講義や実技
対象:市内・愛川町・清川村在住で看護師や准看護師免許を持ち、看護師として勤務していない方
申込み:電話で希望する病院へ。

問合せ:厚木地区看護部長会(愛川北部病院)
【電話】284-2121