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■地域から広がる安心の輪
▽安心・安全セーフコミュニティ推進地区に16地区を指定
地域の防犯や事故防止を担う「安心・安全セーフコミュニティ推進地区」に市内16地区を指定しました。各地区では今後、防犯パトロールや研修会など地域に根差した取り組みを通じ、犯罪の起きにくい環境づくりを進めます。
指定式には各地区の代表者が出席し、山口貴裕市長から指定書、阿部勇(あべいさむ)厚木警察署長から「安心・安全」と書かれたプレートが手渡されました。
推進地区代表の難波宗一郎さん(73・荻野)は「犯罪の防止や交通安全、けがの予防などセーフコミュニティの取り組みを充実させ、誰もが安心して暮らせるまちづくりを推進します」と力強く宣言しました。

■夏の食中毒、徹底した備えを
▽市役所前で予防キャンペーンを実施
夏場に増えやすい食中毒の予防を呼び掛ける啓発キャンペーンが市役所前で行われました。市内の食品事業者や保健福祉事務所、市職員ら約30人が参加。来庁者や通行人に「予防の3原則(菌をつけない、増やさない、やっつける)」の徹底を呼び掛けました。
キャンペーンを主催した食品事業者らで組織する厚木地区食品衛生協会の前場(ぜんば)敏男会長は「小まめな手洗い、三原則の徹底が予防の基本。地道に啓発活動を続け食中毒を1件でも多く減らしたい」と、市民へ実践を呼び掛けました。
市では食中毒の予防啓発に加え、厳しい夏の暑さによる熱中症対策も継続して注意喚起していきます。

■早朝から汗を流して健康に
▽市制70周年記念「ラジオ体操・みんなの体操会」を開催
8月12日の早朝、厚木中央公園に約800人が集まり、「ラジオ体操・みんなの体操会」を開催。ピアノ演奏者の能條貴大さんの生演奏と体操指導者の鈴木大輔さんの元気な掛け声に合わせ、多くの皆さんが元気に体を動かしました。体操会は、かんぽ生命保険、NHK、全国ラジオ体操連盟の主催。全国を巡回しており、今年度の県内開催は厚木市のみとなっています。
県ラジオ体操連盟の今野睦夫会長は「ラジオ体操はいつでもどこでもできるのが魅力。ぜひ日々の生活に取り入れてほしい」とあいさつ。参加した石原純子さん(52・寿町)は、「朝から体を動かして気持ち良く汗を流せた。今後も続けていきたい」と笑顔を見せました。

■統合後初の日本一に
▽厚木王子高校 女子ソフトボール部が全国大会で優勝
7月に岡山県津山市で開催された全国高校総体(インターハイ)女子ソフトボールで、厚木王子高校が優勝を収めました。日本一になったのは、前身の厚木商業時代からは3年ぶり9回目。2024年4月の厚木東高校との統合後は初めてです。
大会には、全国から48チームが出場。強豪がひしめく中、初戦から準決勝まで投手陣の力投と堅守により、相手の攻撃を抑えて着実に勝利を積み重ねていきました。
決勝では地元岡山県の創志学園と対戦。初回に厚木王子高校が先制するも直後に同点に追い付かれ、そのまま延長戦に突入する大熱戦に。最後は4対3でサヨナラ勝ちし、歓喜の涙を流しました。