健康 健口(こう)のヒント

■一般社団法人茅ヶ崎歯科医師会から
▽〔テーマ〕痛くない口内炎に注意
口腔がんは、舌・歯肉・頰や唇の内側などに発症します。国内では、毎年約2万人以上が口腔がんにかかり、亡くなる人は7,000人を超えています。高齢社会の現在、その数は増加傾向にあります。
発生頻度はがん全体の1~3%程度と多くなく、他の部位と比べて早期発見しやすいがんといえますが、一般的にあまり知られていないため口内炎と間違えて、進行するまで放置されてしまうケースが多く、亡くなる人が増えているのが現状です。
口腔がんの原因として、喫煙、飲酒、むし歯や合わない入れ歯などがあげられます。舌や歯肉の盛り上がり、硬いしこり、なかなか治らない口内炎を契機として発見されることが多いです。痛みに気付いた時には、かなり進行していることが多いのも特徴です。「いつもの口内炎とは違うぞ…?」と感じる症状がありましたら、早めにかかりつけ、または最寄りの歯科医院を受診しましょう。早期発見・早期治療で治ります。
茅ヶ崎歯科医師会では、令和8年2月に健康管理センターで口腔がん検診を予定しています。気になる人は、是非検診を受けてください。

〔口腔がん検診〕
同歯科医師会による口腔がん検診を実施します。
日時:令和8年2月15日(日)午前9時~正午所健康管理センター
対象・定員:受診時、町に住民登録がある30歳以上の人 35人(先着順)
内容:問診、口腔内観察(視触診)ほか持受診通知はがき(検診の約1週間前に通知)
申込:12月1日(月)から健康づくり課へ電話か直接または電子申請で、ファクスの場合は住所、氏名、生年月日、年齢、性別、電話番号を記入して同課へ送信(26日(金)締め切り日必着)

問合せ:健康づくり課
【電話】内線736 健康づくり担当
【FAX】74-9141